2009/9/4

  • 『BRUTUS』670号

    「ごはんの友2009」 2年ぶりの登場となる人気のお取り寄せ企画。今回は明太子、茄子の漬物などご飯に合う、18ジャンル216品を審査員である松任谷正隆さん、秋元康さん、酒井順子さん、佐藤可士和さんの4人が命がけで試食しています。
  • 『週刊ダイヤモンド』9月5日号

    「ニッポンの団地」 日本の高度経済成長期のシンボルとも言うべき団地。 老朽化、住人の高齢化など、団地を取り囲む厳しい現状を紹介しています。気になるのは「ベストオブ団地東西10選」「同潤会アパート夢紀行」なるページ。「団地萌え」が急増中とか。
  • 『別冊spoon.』

    「秋の森ガール」 10〜20代の女性をターゲットにしたファッション&カルチャー誌『spoon.』の別冊。 森ガールとは、mixiの「森ガールコミュニティ」が語源。 森にいそうな女の子という意味だそう。 蒼井優さん、宮崎あおいさんなどがその代表格ですが、驚くべきはこのコミュに、なんと3万6085人がいるようです。
  • 『STORY』10月号

    「清原亜希さん、最近『可愛い』を増量中」 清原亜希さんは、去年4月から『STORY』の表紙モデルを務める40歳。 渋谷の10代も騒然となる可愛さがポイントですが、可愛さって増量できるんですね。

『サブウェイ123』のジョン・トラボルタ、デンゼル・ワシントンをはじめ、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピットなど、大物スターの新作映画が目白押しのこの秋。映画にまつわる特集を組む雑誌が目につきます。
それも、ただの映画紹介ではないところがポイントです。

映画に登場する食のシーンにフィーチャーしたのは『ecocolo』10月号。
「映画とごはん」と題した特集を組んでいます。現在公開中の『南極料理人』、12日より公開の『プール』など、食が作品のテーマに大きくかかわる映画を中心に紹介しているのですが、何より目を引くのは、作品中に登場する料理の数々。
小津安二郎監督作品『秋刀魚の味』に出てくるトンカツ、本当においしそうです。

一方、「映画と華麗なるファッションの世界」というテーマを打ち出したのは『スクリーン』10月号です。
昨年、生誕125周年を迎えたココ・シャネルへのオマージュとして『ココ・シャネル』『ココ・アヴァン・シャネル』『シャネル&ストラヴィンスキー』が立て続けに公開。

このシャネルシリーズに限らず、ファッションは映画をかたちづくる重要な要素。
『セックス・アンド・ザ・シティ』『プラダを着た悪魔』など、衣装を見るだけでも楽しいファッショナブルな映画も少なくありません。

この映画とファッションの関係に着目した、もう一つの雑誌が『月刊EXILE』。
「映画特集」と銘打った10月号の中で、「MOVIE×Fashion 最新ファッションは映画に学べ!」という企画を組んでいます。

『華麗なるギャッツビー』『アニーホール』といった名作に登場するスタイルを今のファッションに落とし込んで紹介。概ねレトロ感もありつつ、いい感じですが、70年代全快の『あの頃ペニーレイン』はちょっと難しいかも。このサイケなスタイルを着こなせるのは、今ならSuperflyくらいでしょうね。