2009/9/4

石川遼が570ヤード、パー5を2オンのバーディでガッツポーズ

山梨県の河口湖周辺の富士桜CCで行われている男子ゴルフのフジサンケイクラシックはきのう開幕。 しかし霧でスタートが遅れ、日没サスペンデッドのために9人がプレーを終えられませんでした。 暫定の首位にホールインワンの1イーグル、6バーディー、2ボギーの6アンダーで井戸木鴻樹。 賞金王と今季3勝目を狙う石川遼は、45歳年上の尾崎将司らとともに4打差の2アンダーで暫定4位につけています。

大相撲の横綱白鵬が盤石だけに、大丈夫か朝青龍

右ひざの故障などで調整の遅れが心配される大相撲の横綱朝青龍は、おとといの出げいこで、格下相手に6番取って3勝3敗と大苦戦。 報道陣に付け人を通じ「お前らに話すことはない」と言い残し立ち去りました。 そしてきのうは出羽海部屋に出向く予定をキャンセル。 先ほどスタートした国技館での稽古総見に臨む予定ですが、果たしてその内容は???

体操ニッポンの看板内村に「不安なし」

10月中旬にロンドンで行われる体操の世界選手権。 男子代表の強化合宿が昨日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで始まりました。

北京五輪個人総合銀メダリストの内村航平選手は、本番で使うフランス製の器具の感触を確かめ「不安はほとんどない」と自信を口にしました。
代表は10月1日に日本を出発し現地で時差調整を行う予定です。

日米野球ドラフト事情

日本野球機構はきのう、10月末に行われるドラフト会議の開催要項を発表。 1965年以来初めてファン1000人を会場に招待することになりました。 今年の注目は複数球団が1位指名をするのが確実といわれる、甲子園の怪物、花巻東高の菊池雄星投手。 加藤コミッショナーは「プロ野球の将来を担う多くのヒーローが高校、大学、社会人で誕生している。 彼らの夢がかなう瞬間にぜひ立ち会っていただきたい」と説明しています。

またドラフトの模様はTBSテレビが生中継することも決定。
来秋は楽天の田中将大選手のライバルで「ハンカチ王子」の異名をとった早稲田大学の斎藤佑樹投手が指名対象になります。
ドラフト会議自体にスポンサーもついて、実にヒートアップしています。

一方アメリカでは、今年のドラフトはすでに6月に行われ、カリフォルニア州立サンディエゴ大学からワシントン・ナショナルズにドラフト1順目の1位で指名されたストラスバーグ投手が、4年契約の補償額1510万ドル(14億円)という史上最高の契約金で入団を決めました。

身長193センチから投げ下ろす右投げの速球は常時152km/hを越え、最速では165km/hに達するそうです。
もちろん日本最速記録を持つ、巨人のクルーン投手よりも上ですが、昨年の4月にユタ大学との試合で9イニング27人を相手に投げ、23個の三振を奪い、北京オリンピックでは米国チームに選ばれ、2試合に登板しています。
アメリカのドラフトは昨年度最下位から指名権を獲得する完全ウェーバー制。
最弱のチームの救世主となるのかどうか。10年に1度の逸材との評判が、どれくらいのものかが注目されます。

ところで同じワシントン・ナショナルズには、駒沢大苫小牧高校で田中マーくんと同期、卒業後にカリフォルニアの短大に進学した、鷲谷修也選手が14巡目のドラフトで選ばれ、マイナー・リーグからのスタートが決定しています。
本人のブログでは2年半でメジャーに上がる、と宣言。日本サイドからはこちらも目が離せません。