2009/9/11

  • 『Number』736号

    「勝利を摑む13の方法論 あの人のノートが見たい。」 中村俊輔選手、プロ野球・楽天の野村克也監督、陸上走り幅跳びの井村久美子選手ら13人のスポーツ選手や指導者のノートを拝見する企画。 目標や練習メニューを書き留める人は多いそうですが、書き方にはやはり個性が…。
  • 『BLENDA』10月号

    「[シャネル・ロック]なオンナの美学」 サブタイトルには「拝啓ココ・シャネル様。 今、アタシ達が目指すべき『ギャルなのにモード』を教えてください!」ときた!! いくら生き方がロックだった シャネルでも、いきなり「ギャルなのにモード」を理解するのは難しいかも。
  • 『ベリーダンス・ジャパン』第9号

    「ダンサーメイク入門」 季刊で出ているベリーダンスの専門誌。 ステージメイクの特集ですが、ポイントは気合いの入ったアイメイク。 このひと塗りが、魅惑の目ヂカラを演出するんです。
  • 『STORY』10月号

    「俺は、ソース焼きそば」 I am ソース焼きそば、という意味ではなく、焼きそばはソースに限るということ。 「2009年焼きそばの旅」という頁で、各地のご当地焼きそばが紹介されています。 青森県黒石市では日本そばのつゆをかけた「つゆ焼きそば」、那須塩原では、醤油ベースのスープに入った「スープ入り焼きそば」が一般的なんだとか。

暑さも一段落して秋になると、旅に出かけたくなりますよね。
中でも、人気が高いのは京都。
「そうだ京都、行こう。」とばかり、特集を組む雑誌が目に付きます。

隔月刊化しての初特集で、京都をフィーチャーしたのは、『Discover Japan』
。創刊号では「京都の秘密」と題し、およそ180ページの総力企画を組んでいます。

アートディレクターの水野学さんら人気クリエイター5人がそれぞれ大人が楽しめる修学旅行に出かけたかと思ったら、地元の人がこっそり穴場情報を教えたりと、確かに秘密の匂いが…。
中でも、袋とじになっている「はじめてのお座敷」には興味津々です。

一方、美術・建築・デザインの切り口で「京都入門。」
という特集を組んだのは『Casa BRUTUS』10月号。

京都の建築巡りをする際の基礎知識から、名旅館として知られる俵屋旅館の空間デザイン、仏像ガールによる仏像の見方指南まで、緩急つけた企画を展開。食いしん坊的には、現代京都の定番美味30傑を取り上げた、京都「美味検定」がたまりません。

同じく垂涎ものなのが、『家庭画報』。
「京都に染まる」と題した10月号の「京料理の伝統の味、新しい味」なる魅惑のページは豪華絢爛。

おそらくは実寸よりも大きいであろう、迫力ある料理写真が胸に迫ります。
が、しかし。
そこは「夢と美を楽しむ」ためのクオリティーライフスタイルマガジン。
ただ料理を紹介するだけではありません。

特集の最初は「古都で習いごとを楽しむ」として、禅、仮名など京都に息づく伝統文化を紹介しつつ、4つの特別講座を開催。
最後は、冷泉家が守り継ぐ和歌に敬意を表し、花人、川瀬敏郎さんが美しい花をいけるという企画でしめる。

古都の雅を理解するには、ただ「おいしそう!!」だけでは足りないようです。