2009/9/11

全米テニスでフェデラーが4大トーナメントで22大会連続ベスト4入り

全米オープンテニス男子シングルスは準々決勝が行われ、6連覇を狙う、スイスのロジャー・フェデラーが、スウェーデンのロビン・ソデルリングに快勝。 女子は杉山愛が引退し、シャラポワやヴィーナス・ウィリアムズが敗れるという波乱のなか、セリーナ・ウィリアムズがペスト4に進出しました。 今日は「車いすテニス」の男子シングルスがスタートし、去年北京で行われたパラリンピック金メダリストで、今年4月にプロに転向した日本の国枝慎吾がいよいよ登場です。

ロシアのカナエワが新体操女王の座をキープ

新体操の世界選手権はきのう、三重県伊勢市の県営サンアリーナで個人総合と種目別の予選を兼ねた後半2種目のボールとリボンが行われ、最終種目のボールに出場した日本勢は、日高舞が日本人として5年ぶりに決勝進出。 トップ通過はロシアの北京五輪金メダルのエフゲニヤ・カナエワで、種目別決勝でもボールとリボンで優勝し、圧倒的な強さを見せています。

イタリア人によるイタリアでのイタリア車のF1

今日から開幕の自動車レースのフォーミュラ・ワンのイタリアグランプリ。 今シーズンは経費削減の規定で、大会直前のテストはなく、王者ルイス・ハミルトンは、「チーム間の実力差がないうえ、ぶっつけ本番の戦い」と高速コースでのレースについてコメントしました。 地元フェラーリの主戦フェリペ・マッサは月曜日に、レース中の事故で負傷した脳挫傷の形成手術が成功し来年への復帰に向けて快方に向かっています。 代役にはジャンカルロ・フィジケラがフェラーリに電撃移籍。 新しい戦力に激励の電話をかけました。

ミハエル・シューマッハの復帰も取りざたされましたが、首の痛みが完治せずこれを辞退。 地元出身のドライバー、フィジケラが地元の名門フェラーリのハンドルを地元のレースで17年ぶりに握ることになりました。

「東京2009アジアユースパラゲームズ」きのう開会式

アジアの障害のある青少年が、陸上、水泳、卓球などの競技を競い合う国際総合競技大会が、国立霞ヶ丘競技場などの5会場で、今週末の日曜日まで行われます。 ユース世代バラオリンピックともいえる大会のアジア版は、アジアでの障害者スポーツの普及が目的で、前回は2003年に香港で行われ、今回の東京開催が2度目となります。参加対象は14歳から19歳で、陸上競技、ボッチャ、ゴールボール、水泳、卓球と、今回は公開競技の車いすテニスで、27カ国から約500名が参加して開会式が行われました。

ボッチャは、ジャックボールと呼ばれる目標となる白いボールに、赤と青のカラーボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして近づけるというもので、フランスで盛んなペタンクの一種といえるものです。
またゴールボールは鈴が入ったボールを、相手チームのゴールに入れると得点になるスポーツで、いずれもハンデキャップに対して考慮されたパラリンピックの正式種目としてヨーロッパを中心に盛んに行われています。

多くのボランティアが参加しての大会運営もはじめ、若い年代からこうしたスポーツの普及を促すということで、より理解を深めることが期待されます。