今週のテーマは「世界の郵便局」です。
小泉首相が民営化した、郵政3事業。 つまり郵便、郵便貯金、簡易保険の3つ。
政権交代で、これらが今後どのように動くのでしょうか。
今朝も2つの国にコネクト。
さて、郵便局の事業はどんな状態なのでしょうか?
フランス、パリ、デヴィアンヌ・園子さん
いつも長い列ができて待たされるのが普通だったのを解消しようと、自動秤機と切手販売機をコンビにしたものを置いたり、郵送料込みの封筒やカートンボックスを局内で売り、割安で国内小包発送したり、書留郵便を取りに来た人は列をしないで受付嬢が対応してくれる。
それぞれの郵便局によって改装して“店づくり”を独自の裁量で各局がやっているみたい。
営業時間も場所場所で変えている。
もうかなり前から企業の郵便物を優先して受け付けてくれるプロカード窓口というのもできた。
長い列をしり目に会社秘書はこのカードを持ってきてすぐ対応してもらえる。
郵便貯金も同じ窓口なのが問題なので、銀行業は特別窓口ができつつある。
でも民営化=人減らしに反対してストをやる局員もかなりいて、突然郵便局で何も受け付けないということもしばしば起こる。
怒り出す客もいるが、大半はあきらめて帰っていく。
メキシコ、メキシコシティー セサル・アレオラさん
日本のような郵便貯金はないけれど、小包も受け付けてくれます。
ポストが街角にあるのは、日本と同じ。
しかしながら「ロゴ」を変えたことや、職員の制服を変えた程度。
「日本からの郵便や小包は、4日で届くようになった」というのがあると思いきや、市内郵便では「小学生の宿題で、先生に手紙を出すというが、10日経ってもまだ届いていない」というのもある。