北京五輪の翌年でも休まずに強い吉田沙保里
デンマークのヘルニングで行われたレスリングの世界選手権。女子55キロ級の吉田沙保里選手が女子で史上最多となる7度目の優勝を7連続で果たしました。
この階級で圧倒的な強さを誇る吉田はアテネ、北京とオリンピックは2連覇中。
世界選手権と合わせて02年から9大会連続で世界一の座を守ります。1回戦から1ピリオドも失わない完勝。圧倒的な強さを見せました。63キロ級では吉田の大学の後輩である西牧未央選手も、昨年に続く連覇を達成。男子はロシアの、アレクサンドル・カレリンがグレコローマン130キロ級で9連覇です。
F1のルノーが灰色決着で参戦続行
チームメートを優勝させるため、ネルシーニョ・ピケに故意にクラッシュを起こさせていた昨年のシンガポール・グランプリから1年。国際自動車連盟は週明けの21日、ルノーに2年間の執行猶予が付いた資格停止、ブリアトーレ前代表に無期限追放、シモンズ前技術責任者に5年の追放処分を決定しました。
代表の後任には、現テクニカル・ディレクターのベル氏が今季終了まで、期間限定で昇格。噂されたプロストの就任はありませんでしたが、来期は!?
ナックル姫など一応給料問題決着するも前途多難
野球の関西独立リーグはきのう代表者会議を開き、選手給与など来季のリーグ運営方針を決定しました。今季の月給20万円の9カ月契約から、月給8万円プラス出来高払いの7カ月契約に変更。給料不払いで退団まで取りざたされた吉田えり投手は、給与支給が決定し火曜日に先発しましたが、厳しいリーグ運営の現状には変わりないようです。
亀田興毅が、弟の因縁の相手のチャンプに絶口調
WBCフライ級王者、内藤大助と同3位の亀田興毅が戦うタイトルマッチが11月29日、さいたまスーパーアリーナで行われることが発表されました。
内藤は日本選手世界戦最年長勝利記録(35歳と24日)の更新がかかる、6度目の防衛戦。亀田興毅はWBAライトフライ級に続く2階級制覇を狙います。
内藤は2年前の初防衛戦で、反則を多発す興毅の弟亀田大毅に判定勝ちし、その試合自体が物議をかもしました。発表会見では、内藤が「気持ちの入った殴り合いになると思う。絶対負けない気持ちは、亀田君以上に強い」。
亀田興毅は「5回防衛しているので決してなめていないが、おれには3階級制覇の夢がある。3回で仕留めます」とKO宣言をしました。これ以外にも「おれは無敗で弱点はない。チャンピオンはトシでスタミナも大変やろうし、そんなにパンチ力、スピードもない。おれが負ける要素はない」「相手はアジア人ばかり。メキシカンや北米選手とやっておらず、そんなにキャリアの差はない」とヒートアップし、いつもながらの亀田節が久々に炸裂しました。