『FIGARO japon』10月20日号は、恒例インテリア特集。「素敵な人の住む部屋」。
7カ国66人のインテリア実例に登場しているのは、カタカナ職業の「俺って、私って、オ・シャ・レ」を自認する人ばかり。
「素敵な人」と銘打っているのだから、当然なのですが、ここまで隙がないと、ついアラを探したくなるほどです。
一方、等身大のカップルの部屋をフィーチャーしているのは『ゼクシィ インテリア』。
10月号では、「カップル43組のお部屋を大公開!」しています。
2LDK、3LDKという親しみのある間取りに、そこかしこから溢れ出る生活感。
若いカップルのかわいい気合いの入り方に好感がもてます。
まぁ、新婚時代は、どんな部屋に住んでもパラダイスなんでしょうけどね。
しかし、年齢を重ねてくると、欲しくなるもんなんです、自分の城、それも一軒家。
そんな夢のマイホームを1000軒以上、訪問しているのが俳優の渡辺篤史さん。
テレビ朝日で放送されている『渡辺篤史の建もの探訪』はなんと放送20周年を迎え、それを記念して発売されたのが『渡辺篤史の建もの探訪BOOK』です。
もう一度見てみたい名住宅の数々から、渡辺さんと小田和正さんの対談、番組のトリビアまで充実の内容。
中でも、番組の制作現場レポートにはビックリ。
30分番組にもかかわらず、朝8時30分〜16時30分まで、実に8時間もカメラをまわしているんだから驚きます。
気になるのは、その8時間の間に、渡辺さんがおなじみの「いや〜すばらしい!」を何回発するのか…。
あれを連呼されると、たいていの家主さんはついいろんな部屋を見せてしまうという噂なんですよね。
どんな人の心をも解きほぐす、渡辺さんの「いや〜すばらしい」。
私も一度連呼されてみたい。