男子体操20歳の内村航平選手がロンドン五輪に向けて視界良好の金メダル
体操の世界選手権は、12年ロンドン五輪会場のO2アリーナで男子個人総合の決勝が行われました。北京五輪銀メダリストの内村航平が91.500をマーク。
初出場で初優勝を果たしました。決勝に進んだのは24人。予選トップの内村は、最初のゆかで15.625、苦手のあん馬を14.900でまとめ2種目目で早くも首位に。
その後もミスがあった平行棒以外は高得点を連発し、6種目合計でただ一人の91点台を叩き出し、2位に2点差以上をつける圧勝でした。
NY シティ・マラソンの女子が見逃せない
NYシティ・マラソンにこれまでに3度出場して、すべて優勝したポーラ・ラドクリフ。
今年春につま先を骨折した影響で4月のロンドン・マラソン、8月の世界選手権を欠場。直前も扁桃炎の発作などで体調が万全とはいえないようです。そこに今年4月のボストン・マラソンで初優勝したケニアのサリナ・コスゲイが出場することになったと主催者側がきのう発表。3年連続がかかる4度目の優勝に大きなプレッシャーとなりそうです。
帰国直後の大舞台で石川遼選手は初日2アンダー10位
男子ゴルフの日本オープン選手権は、埼玉県の武蔵カントリークラブ豊岡コースで昨日から開幕。
賞金ランキング首位の石川遼は2アンダーの10位につけました。
昨年優勝の片山晋呉はイーブンパーの21位、賞金ランク2位の池田勇太は2オーバー45位。
首位はツアー未勝利の山下和宏と野仲茂で、共に
4アンダーです。距離の短い15番は、ティーショットをドライバーではなく3番アイアンで刻んでバーディー。
時差ボケもなんのその。冴えを見せます。
野球界のキラー・コンテンツのコメントにブレなし
今日からスタートするパ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージ。
仙台で初のポストシーズンとあって、CS応援Tシャツも2000枚の売り上げと上々です。
今シーズン限りの退任が決定している楽天の野村克也監督は、球団から要請を受けている、名誉監督就任を拒否しました。11日に島田オーナーとの間で行われた会談で息子の野村克則バッテリーコーチを来季、育成コーチで残留させるとの申し出があり、一連の球団側の対応に対する不信感を持った事が大きいとされます。
仕事の実体がなく、名前だけの名誉監督の就任要請に対し「ファンを静めるために応急措置としての戦術としてとらえている」といいつつ、態度を保留してきました。
しかし交換条件のように息子の去就を持ち出してきたことに「そういうのを出せば引き受けると思ったのか?」と態度を硬化。名誉監督就任を断る決意をしたようです。
起用への不満から監督批判をしたリンデンを登録抹消。ゴタゴタする中で迎えるクライマックスシリーズ。球団へのぼやきの一方で「ファンにはお世話になったし、ファンの方を向いてやります。予想通りなら投手戦。接戦で逃げ切る形になればね」と
コメント。初戦はエース岩隈を投入する予定で、軽く調整した岩隈は「自分の力を出して、みんなで勝つだけ。そのための準備もできた」と監督の期待に応えるべく、決意を新たにしました。
第1ステージは「3試合? 対戦成績もほとんど五分で予想は難しいけど、2試合で終わる」とした野村監督。
連勝ではなく「連敗だよ」と報道陣を煙に巻きました。
「クビ宣告を受けて、大試合なんて前代未聞。本当なら休養すべきなんだろうけど、
おれにも意地がある。ここからは意地シリーズだ」と、プライドを爆発させました。