来週はいよいよボジョレー・ヌーヴォーの解禁。
一時の熱狂的なブームは去りましたが、日本におけるワイン人気はすっかり定着したようです。
雑誌界でも、この時期にワインを取り上げる媒体が増加。
アプローチもバラエティ豊かです。
「東京ワイン地図。」と題した特集を組んだのは、『Hanako』959号。サングリア、スイーツ&ワインといったトピックスごと、エリアごとに東京のワイン処112軒を紹介しています。
ワインをテーマにしながら、カフェっぽいホワホワした写真が満載なところも、Hanako女子的にはたまらないんでしょうね。
ワインはワインでも、おつまみから攻めたのは『dancyu』12月号。
その名も「発表! 1500円のワインに合う ワインおつまみ大賞」です。
1,500円ポッキリという値ごろ感と、昨今のウチメシブームにのったレシピ付き。
立飲みビストロ・シンのアンチョビポテトとアンチョビキャベツなんて、作り方は簡単ですが、絶対おいしいに決まってるんですから。
でも、数あるワイン関連特集の中でも、私、ジョン・カビラのハートをわしづかみ。
それは『料理通信』12月号。
「ワインと味わう 冬本番の肉」というタイトルは絶対に見逃せません。
日本とヨーロッパのカリスマ肉屋が扱う熟成肉の美しさを鑑賞した後は、肉焼き名人の技を堪能。牛肉だけでなく、豚肉もジビエも満載です。
いや、もちろん「ワインと味わう」とあるように、それぞれの料理に合うオススメ ワインや、外国人が選ぶ肉料理に合うワイン、通称・肉ワインも紹介されています。
ただ、今年はなんと言っても丑年。
残り少ない2009年の丑年を惜しみつつ、牛肉とワインのマリアージュを楽しむってのもおつだと思いませんか?
もちろん来年になれば、11年後の丑年を思いをはせながら、牛肉を食べるんですけどね。