2009/11/13 世界の大統領の外遊

今朝はいよいよ迫ったオバマ大統領の来日の話題。

APEC出席のための歴訪とはいえ、先週のテキサス・フォート・フットでの惨事の追悼式もあって、当初の予定より1日遅れ。
アメリカ国内メディアも就任当初のお祭りムードから、大統領の政策運営に対する苦戦の様子を報道するようになっています。
しかし世界にはお騒がせの元首もいます。
そんなあの国はどうなのでしょうか。

とにかくお騒がせ度では世界一、という感じで日本でも報道されています。

イタリア、ローマ、村本幸枝さん

あまりの失言ぶりに、「イタリアではメディアに取り上げられるための工作としてわざとあのような失言をしているのでは」、というイタリア国民もいるくらい。
首相が海外訪問をする際にはまた失言をするのでは?
という国民の不安もある。

ちなみに私の友人は、首相が海外に行く度、メディアで失言がクローズアップされる度に、「イタリア人であることが恥ずかしい」とこぼす。
なのに、あいからずの支持率を保っているのが不思議。
統計操作をしているのでは、という噂もある。

女性スキャンダルで公用機を使った一連の話はどうなつていますか。

女性スキャンダルに関し、『私は女性をお金で買ったことはない。 それじゃ男として女性を落す楽しみがまったくない』とコメント。
女性との移動に公用機を使ったことに対し『移動にはSPもついていたし、公用も兼ねていた。 そこに友人を乗せたとしても、全く費用はかからないではないか』とコメント。


メディアでの取り上げられ方はどうなのでしょうか。

ベネズエラ、カラカス、河野嘉仁さん

平日の夜、ゴールデンタイムにテレビでドラマを見ていると、いきなりそのドラマが中断し画面に国旗と馬が現れ、チャベス大統領の一日を
追った映像が流れる。
ベネズエラにはテレビ局が6つあるがどの局も一斉にこの映像が流れることになる。
大統領は国営放送で日曜日に7時間の番組を持っており、延々と大統領が登場する。

外遊の時はどんな感じでしょうか。

メディアコントロールの点では、民放のテレビ局で放送内容の50%が反政府的なものと判断されると圧力をかける。
それでも、カリスマ性があり、実際に大統領と会った人によれば、思慮深くて理知的な人という話も聞く。