正力松太郎賞に巨人の原監督が決定
プロ野球の発展に貢献した選手や監督に贈られる今年の「正力松太郎賞」の選考委員会がきのう、東京都内で開かれ、巨人の原辰徳監督が満場一致で選ばれました。
7年ぶり2度目の受賞に「自分の努力が報われた思いがする」とコメントしました。
WBC、リーグ、ポストシーズンでの優勝は文句なし。
千代大海が負け越し前提の異例の決意表明
史上ワースト記録の14度目となるカド番で大相撲九州場所を迎える大関の千代大海がきのう、今場所を負け越して、関脇に陥落しても現役を続行することを表明しました。
さらに来年の初場所についてもコメント。
関脇から大関に復帰できる10勝に達しない場合引退するとしました。
男子ゴルフ賞金王争いは熾烈な戦い続行中
静岡県太平洋クラブ御殿場で行われている男子ゴルフの三井住友VISA太平洋マスターズは賞金ランキングトップを60万円差で争う石川遼選手と池田勇太選手が共に好スタートを切りました。
1イーグル、4バーディー、2ボギーの石川に対し、池田はボギーなしの4バーディーで、優勝を射程圏内にいれる首位と1打差の4アンダーと4位で並んでいます。
今年の賞金王争いは、まだまだ熾烈な戦いが続きます。
大記録に今週末挑戦するフィリピンの英雄は勝てるのか
アジア人唯一のボクシングの4階級制覇者、フィリピンのマニー・パッキャオ選手が今週末日本時間15日の日曜日正午にラスベガスのMGMグランドガーデンで、5階級制覇を狙います。
相手はプエルトリコのWBO世界ウェルター級チャンピオンのミゲール・コット選手です。
マニー・パッキャオ選手は19歳の若さで約50.8キロ以下フライ級タイトルを手始めに約55.3キロ以下のスーパー・バンタム級、約58.9キロ以下のスーパー・フェザー級、約61.2キロ以下ライト級を制覇という飛び飛びの4つの階級を制覇するという常識破りの活躍をしています。
途中の階級でタイトルマッチをすべて勝利すれば、9階級となるという凄さ。
47勝35KO3敗2引き分けという成績の彼は、さらに上を向いて挑戦しています。
対戦相手のミゲール・コット選手はこれまでの35戦で27KO勝ち1敗と、KO率で上回り、元・現・後の世界チャンピオン11人を下すなど、スーパー・ライト級からウェルター級にかけての実績では対戦相手のパッキャオ選手より上位という見方もあります。
試合はパッキャオ選手の要望でウェルター級を2ポンド下回る145ポンド(約65.7キロ)の契約ウェイトで行われますが、主催者が決めた今回のマッチのキャッチ・コピーは「FIRE POWER」。速攻の強打同士の戦いでまさに火花が飛び散る、見せ場十分な試合になりそうです。