今朝はタバコの話題。 日本でもタバコへの増税の議論があります。
一箱500円という値段。
愛煙家にとってはますますつらい状況とは言え、世界的な水準からすれば、高いとも言えません。
今日は男女別の喫煙率も含めて、お話を伺いました。
* JT調べの日本の去年の喫煙率は男性 39.5%、女性 12.9%です。
ストックホルム 矢作智恵子さん
「男性 12%、女性 16%」
2009年の調査では、初めて肺がんで亡くなった女性の割合が男性よりも高くなったと結果がでました。
以前は乳がんで亡くなる人の割合が比較的高かったのですが、最近では肺がんでなくなる女性が増えているとか。
毎日約50人のスウェーデン人が喫煙者がとなり、とくに若い女性に多く、ストックホルムの中心街では、なんと高校2年生の53%の女子が喫煙したことがあるというような結果もある。
女性で喫煙を始める年齢は14歳ぐらい。
これは「ヨーロッパでも一番低い」とされ、将来的にも健康障害や早死になりやすい原因とみなされている。
若い女性が喫煙を始める理由は、はっきりとデータには出ていないようなので正確な答えはわからないけれど、彼女たちはタバコを吸うことがとてもエキサイテイングなことであったり、大人びたいとか、ティーンエイジャーということでちょっと反抗的な態度を、タバコを吸うことで表現していたりとか、そういうことなのではと思う。
残念なことに、スウェーデンではタバコは高校内でも禁止されてはいないので校内で吸える。
フリーダムなスウェーデンは基本的に喫煙に関しても個人の責任に任せるということなのかもしれない。
ソウル 南美華さん
「男性41.1% 女性22.1%」
価格は他の国より安く、1箱3000won。 日本円では250円から300円くらい。
禁煙したいと思っている人は50%。 禁煙したい願望はあっても、お酒を飲む席では、やはりやめられない人も多いようです。
人前での喫煙は礼儀がないと考えるので、教育をうけている上層階級の女性は特に喫煙は人前ではしない。
しかし、コーヒーを飲む感覚で喫煙する女性が増えてきている。
それはマーケティングでの狙いでもあって、細くてスリムで長いセクシーなタバコを吸っていると、かっこいいというイメージを植え付けられている。
また、韓国で売っているタバコはにおいが臭いそう。
そのためか、タバコを吸う女性のにおいというのは、男性が一番嫌うにおいだそう。