負けて人気のハルウララより、勝って給金直しをモリウララ
デビュー以来38場所連続負け越しというワースト記録を持つ、東序ノ口16枚目の森麗。
体験入門に来た柔道部の高校生に、あっさり寄り切られるという実力ですが、相撲はやめたくないと頑張っています。
113連敗で人気になった競走馬ハルウララにちなみ、今場所前に森川から改名し、きのう初勝利を飾りました。
「勝ちたかったんで、うれしいです」とコメント。
まだ1勝2敗ですが初の勝ち越しへ勢いに乗りたいところです。
日本のフェンシング界を変えた太田選手が「ドーハの歓喜」
北京五輪フェンシングの銀メダルの太田雄貴選手がきのう凱旋帰国。
アジア選手権男子フルーレ団体と、個人との2冠を達成。「個人戦は自信があったけど、団体の優勝が本当にうれしい」と満面の笑みで答えました。
世界ランキングも6位から2位に再浮上。ちなみにフェンシングは全身のどこを攻撃しても有効なエペ、上半身チョッキ部分のみが有効のフルーレ、上半身全体が有効となるサーブルの3種目があります。
両雄並び立つのかマクラーレン
相次ぐ自動車メーカーのワークス・チーム撤退で揺れるF1。
マクラーレンはきのう、ホンダを継いだブラウンGPで今シーズン、初のチャンピオンとなったジェンソン・バトンと複数年契約を結んだと発表。
一昨年の王者のルイス・ハミルトンと英国人同士の最強タッグを組む事になりましたが、過去の例からもチーム内の不和の可能性は否定できません。
3度チャンピオンになったジャッキー・スチュワート卿は「バトンのマクラーレン加入は誤りだ」と厳しい見方をしています。
一方、道端ジェシカさんは、このあとの番組ゲストに完璧と太鼓判を押されたとか。
性別問題で揺れたセメンヤ選手事件が一件落着。
今年8月のベルリンで行われた、陸上世界選手権女子800メートルで優勝したキャスター・セメンヤ選手について、男性ではないかという疑惑が起きた事に関して、南アフリカのスポーツ省はきのう、金メダルを確定し、性別検査の結果も公表しないことでセメンヤ選手の弁護士、南アフリカ政府とIAAF(国際陸連)が合意したと発表しました。
一時はセメンヤ選手について、両性具有者であることが検査で分かったという誤った報道も流れました。
これに対して南アフリカの政府や国民からセメンヤ選手を支持する声が高まっていました。
また南アフリカ陸連のチュアン会長に対して、「セメンヤ選手の性別検査結果の提示と、その後の対応を遅らせた」という責任を取るべく、解任の声が高まり、それに応える形で資格停止処分が南アフリカ五輪委員会から下されました。
スポーツ省は「キャスターはいかなる不正も行っておらず、金メダルおよび800メートルのタイトル、賞金を保持する」と発表。
性別に関する検査の結果は秘密扱いとなることで各当事者が合意したということです。