2009/11/27 世界の暖房事情

今朝は暖房の話題。

このところ思いがけず冷え込む日々があって「あわてて暖房器具を取り出した」という方も多いのではないでしょうか。
あなたのお宅の暖房は、電気のエアコン、それとも灯油ですか?
そしてそれ以外という方もいらっしゃるでしょう。
今朝も2つの国の実情を探ります。


相当冷え込むのでしょうね


ハルビン 木下英一さん


今朝の気温はマイナス18度!

冬には最低気温がマイナス30度にまでなるハルビン。
ハルビンのような大都市では、一般の人はみんなマンション住まいで、暖房は石炭を燃料に、水をボイラーで温めて各家庭にパイプで回す方式。
床下暖房や、窓際の壁にパイプが通っている。


どんどんと日が短くなって、やはり寒さは厳しいでしょうね


ロンドン 竹沢祐子さん


イギリスはガスパネルによるセントラルヒーティングが一般的。
冬場日照時間の短いイギリスでは、このパネルの上に洗濯物を干す。
1リットル270円くらいと灯油が高いのと、ガソリンスタンドまで買いに行かなくてはならないということもあり、石油ストーブはあまり使わない。
電気代がとても高いので電気ストーブはあまり使わない。
薪を使った暖炉のイメージもあるかもしれないけれど、意外に温まらず、また現在は煤煙法の規制で、新しく暖炉を作ることは禁止。
今暖炉があるところでも立て替えてしまうともう暖炉は作れなくなる。