2009/11/27

  • 来月7日から、デンマークのコペンハーゲンで開催される、国連の気候変動についての会議、COP15で、アメリカは、温室効果ガスの削減目標を提示する方針を決めました。 その数値は、2020年までに、2005年に比べて17%削減。

    「1990年に比べると、プラスマイナスほぼゼロという」低い目標設定ではありますが、ブッシュ政権時代は、京都議定書から離脱するなど、国際交渉の舞台に立っていなかったアメリカ。まずは一歩を踏み出します。


  • 最大の温室効果ガス排出国・中国も、同じ会議で、目標を示します。
    その数値は、2020年までに、2005年と比べ、40%〜45%削減。
    中国が削減目標を示すのは、初めてのことです。

  • 毎年4月に開催される「アースデイ東京」。
    来年は、アメリカでアースデイが始まって40周年。アースデイ東京も10回目の記念すべき年となります。
    そして今、事務局のスタッフ、募集中です!
    エコな仕事につきたい方、アースデイ東京のウェブサイトをチェックしてください。

  • ノルウェーで、世界初の試みです。
    ヨーロッパ最大の再生利用電力会社、スタッフクラフト社が、「浸透膜発電」という新たなエネルギーの実験用発電所を始動させました。

    「浸透膜発電」って…?
    一言でいうと、海水と淡水の塩分濃度の差を利用し、クリーンエネルギーを発生させる方法。
    浸透膜という薄い膜を利用すれば、片側に塩分が残り、もう片側に水分が通ります。
    そこで発生する圧力がその先にあるタービンを回転させ、電力を作るという仕組み。
    今はまだコーヒーメーカーを作動させるくらいの電力しか作れていないそうですが、海に流れる河川がある場所ならどこでも作れる新たなクリーンエネルギー。
    今後の開発が待たれます。


朝食のあと、テーブルが汚れている場合、何を使って ふきとっていますか?
ティッシュペーパー、あるいはペーパータオルをお使いですか?
それを、ふきんに代えること。
これもエコ・アクションのひとつです。