いよいよ12月。
クリスマスに年末年始、バレンタインにホワイトデーと、イベントが目白押し。
そんな時に欲しいのはやはり一緒に楽しめるパートナーです。
女性誌の特集も、いつも以上に男性目線やモテを意識した内容になっています。
キーワードは“大人可愛い”。
ファッションという切り口で大人可愛いを紹介しているのは、『JJ』と『GINGER』。
張り切り過ぎない、頑張りすぎない、甘さ控えめ、あたりが両誌に共通する大人可愛いの定義です。
載っているコーディネートの雰囲気は、どうなんでしょう。
「12月は一年でいちばん「大人可愛い」が着たい!」と、ことさら今月は気合いが入っているのが『JJ』。
中でもシチュエーション別に大人可愛いを取り入れられる、トッピングに注目です。
例えばみんなでわいわい行く、スノボツアーでトッピングしたいのは“ふわもこ”。
ダウンやムートンなどを取り入れた、コーディネートのようですが、ポイントは、ボトムスをタイトにまとめること。
きちんとしたレストランパーティーでは、スパンコールやスタッズなど、80’s ROCKな“キラキラ”ディテールをさりげなく取り入れるのが、今の旬だとか。
本物のロッカーみたいにならないよう、トッピングの加減にはご注意とのこと。
一方、『GINGER』で紹介しているのは、「真冬の「大人可愛い!」100スタイリング」。
同じ大人可愛いでも、『JJ』と比べて少し落ち着いた大人の余裕が感じられます。
「「BOY×LADY」の黄金ミックス」と題したスタイリングでは、キッズダッフルやチェックパンツ、Pコートなどの、いわゆるBOY’Sアイテムをうまく取り入れたコーディネートを提案。
かっこよすぎず、女っぽくもなりすぎないユニセックスなミックス感覚こそ、大人可愛いの新基準のようです。
大人可愛いヘアスタイルを特集しているのは『with』。
ヘアをかわいく変えて気分をぐんと上向きに! とはいうものの、必ずしもバッサリ髪を切る必要がないというのがポイントでしょうか。
毛先に軽さを入れるカットや、華やかさを出すパーマ、冬らしいカラーで、大人可愛いを目指します。
しかし、ここで私が気になったのは、ヘアスタイルではなく、モデルの表情。
みなさん軒並み口角が上がってるんです。
鏡を見ながら口角を上げる練習でもしているでしょうか。
もしかして、これも大人可愛いのテクのひとつ?
“大人可愛い” いやはや、同じキーワードでもコーディネート。 奥が深いものです。