メダルラッシュの日本競泳
香港で行われている東アジア競技大会はきのう、競泳の男子400mメドレーリレーで優勝。
背泳ぎの入江、バタフライの河本、自由形の藤井と、各種目100mの日本記録ホルダーのベスト・メンバーを投入しての布陣、しかし日本記録には0秒97及ばずでした。
競泳の金メダルの数は、97年の釜山大会につぐ計19個となりました。
陸上の男子200mは藤光謙司が、800mの粟津良介が優勝しています。
カーリング娘から卒業
2月のバンクーバー冬季五輪に出場するカーリングの「チーム青森」はきのう、合宿中の北見市で、チームの愛称「クリスタル・ジャパン」と、ロゴマークを発表しました。
世界選手権の出場権も得て、初のメダルに期待がかかりますが、「五輪で努力の『結晶』を見せる」ことができるでしょうか。
早くも新春、おとそ気分
「東京箱根間往復大学駅伝」のチームエントリーがきのう発表されました。
17年ぶりの総合優勝を目指す古豪・早大は、16人のエントリー表から、元五輪マラソン代表中山竹通さんの長男で1万m28分台の記録を持つ中山卓也選手と、今年の4区区間賞の三田裕介選手の2年生エースコンビが外れました。
渡辺監督は「現時点で調子のいい選手を登録した」と説明。
かわりに、1年生5人がエントリーされました。
柔道新時代は、新戦力から
今年から柔道は世界ランキング制度をスタートさせ、数ある国際大会もIJFによって格付けされました。今日から東京体育館で開催の、グランドスラム東京。
44カ国から男子218人、女子182人がエントリー。
昨年の合計275人から大幅に参加選手が増え強豪も来日です。
これまでの嘉納治五郎杯、東京国際柔道大会から名称変更になった今回の大会は、来月に行われるランキング上位16人のみが参加して開催する「マスターズ」に次いで高いポイントを獲得できる4大大会の一つ。 つまりメジャーの大会となるわけです。
これによって五輪代表選手選考も「過去の実績」という基準ではなく、これからはポイントとランキングが反映されることになりそうです。
8月に行われた、世界選手権ではメダルなし、という史上初の結果に終わった日本男子柔道。
新しいシステムで、野村忠宏選手などのベテランでも一からポイントをとっていかなければならないため、この惨敗を受けて、10代の選手が7人エントリー。
海老沼匡選手は11月の講道館杯で、アテネ、北京で二連覇を達成した内柴正人選手に一本勝ちした19歳など、世代交代を狙う若手にチャンスがめぐってきました。
一方女子では、8月に行われた世界選手権の52kg級で初優勝した20歳の中村美里選手が、現在世界ランキング1位。
ロンドン五輪に向けて新しい戦力で柔道日本をアピールしたいところです。