いよいよあと一週間で2010年。
不景気もあって、あとは仏や神頼みとばかりに、初詣に行く人も多いのではないでしょうか。
どうせなら来年は気分を一新して、いつもと違う神社仏閣に行ってみるのもひとつの手です。
そんな時に参考にしたいのが雑誌の初詣特集。
「効きましておめでとう♥“開運&厄払い”スペシャル2010」と題して、叶えたい願いごと別に神社を紹介しているのが『美人百花』1月号。
やはりこの時世、気になるのは金運、仕事運、出世運でしょうか。
すべてをアップさせるご利益があると紹介されているのが、愛宕神社。
池の鯉にエサをあげると仕事に通ずる金運がアップするそうです。
『東京ウォーカー』2010年1号と、『散歩の達人』1月号では、食をテーマに神社を紹介。
『東京ウォーカー』のテーマは食べ歩き。
そのためには2009年の三が日の参拝客が30万人以下で、参道に名物グルメがある“ちょい込み神社”がねらい目だとか。
中でもイチオシしているのは、葛飾の柴又帝釈天。
参道には約30の店が軒をつらね、草だんごやくずもち、干支まんじゅうなどを食べられます。
気になるのは「かなん亭」の寅さんセット。生ビールとモツ煮込み、ゆず大根がセットになって1100円。 2010年1月の限定品だそうです。
一方、『散歩の達人』では、「ご利益グルメ散歩」として、初詣に行った先でおいしいものを食べようと提案しています。
例えば、美人祈願で知られる蟠龍寺や、悩みが解消すると言われる大圓寺。
ともに目黒にあるこれらの寺を訪れた際に、ぜひ食べたいのが「京龍」の砂鍋。
鶏と豚から取ったスープに海鮮も加えた滋味深い味わいだと聞けば、気にならずにはいられません。
風邪退散のご利益がある向島の弘福寺に行ったら、ギャラリーカフェ「こぐま」に立ち寄りたい。
ここでのオススメは自家製ポークジンジャー丼。
お寺の近所なのにジンジャー(神社)です。……大変失礼しました!
初詣の場所を、ご利益よりも食べられるもので選んでしまいそうですが、それでは本末転倒です。
くれぐれもご注意ください。