年の初めには、今年一年について考える人も多いでしょう。
雑誌でもこの時期は2010年をテーマにした特集が目立ちます。
それらを参考に、今一度、今年の計画を練り直すのもひとつの手かもしれません。
「2010年トレンド予測」を掲載しているのが、『エル・ジャポン』2月号。
ファッション、セレブ、映画、音楽、アートなどの最新情報から、今年ブレイクしそうな話題を占っています。例えば、ファッションでは、肩の力を抜き、ほどよく崩した大人のカジュアルスタイル“エフォートレス・シック”や、どこかにユーモアや可愛らしさを取り入れた“KAWAIIルック”がヒット確実のようです。
また今年ホットなエリアとして、5月から万博が行われる上海と6月にサッカーワールドカップが開催される南アフリカが紹介されています。
気になるのは、上海万博のデンマーク館にやってくる、実物の人魚姫像。
日本人が冗談まじりに観光名所の世界三大がっかりのひとつに挙げるこの像。
そしてコペンハーゲンをこの時期に訪れた観光客はどうなるのか。
いろいろと気をもんでしまいます。
「サラリーマン生活大予測2010」を特集するのは『CIRCUS』2月号です。
例えば、今年流行りそうなものとして紹介されているのが、ラーニングバー。
これは社外勉強会のことで、大半はワークショップ形式で行われ、他の参加者とのディスカッションなどを通じて、自分の世界が広がっていくとのこと。
セミナーと言われると、いかにも勉強っぽくて敬遠しがちな人も、ラーニングバーなら抵抗なく参加できそうです。
今年だけでなく、さらなる未来を見据えているのが『VOGUE NIPPON』2月号。
「2010年Vogue的“脱マニュアル”人生! 「未来のために今、やっておくべきこと」。」として、時間をかけなければ得られない豊かさを見つめ直すための誌面講座を開いています。
注目はヴィヴィアン・ウエストウッドによるファッション講義。話は人生論にも及び、ヴィヴィアン先生は、「人生とは困難に立ち向かうことで、何かを学ぶはず。
そしてやり遂げたという感覚を掴むでしょう」とか「真剣に取り組むことをしないばかりに、人は人生を無駄にしてしまう」など、身が引き締まるメッセージの数々を伝えてくれています。それにしても今年で69歳でも、髪を黄色に染め、手には鞭をもつなど、相変わらずアヴァンギャルドな先生のお姿。シビれます。
なにはともあれ、2010年はすでにスタートしています。
平山相太選手ばりの、ハットトリックで劣勢をはねのけましょう。