雑誌の休刊が相次いで伝えられ、元気がないように見える出版業界。
しかし一方で“個性的な「付録」をつけることで、売り上げを伸ばしている”そんな雑誌もあることは事実です。
そんな雑誌の付録事情。
あの国はどうなんでしょう。今朝も2つの国にコネクトします。
イギリスでは、雑誌付録は一般的なのでしょうか?
ロンドン 竹沢祐子さん
「あまり一般的ではない」
付録がついている雑誌はどんな雑誌でしょうか?
雑誌に関してはアメリカ資本のVOGUE、フランス資本のELLEなどは、以前からクリスマス時期などには付録はつけていた。
ガーデニング好きな国らしくガーデン関連の雑誌には種が付いてくる。
それでは新聞はどうでしょうか?
販売部数がはっきりしている新聞のほうが、広告主にとっては魅力的なのか、日曜版の新聞に立派な付録がつく。
イギリスは生活水準、階級によって読む新聞がはっきりしているので、ブランドがターゲットとしたい人たちに効率的にアピールできるからかも。
FT、ガーディアンといった高級紙には高級ブランドが付録をつける。
その分、新聞が2ポンドするので、ちょっとした雑誌なみの値段。
韓国の雑誌付録はいかがでしょう?
ソウル 南美華さん
「特に女性誌などで盛ん」
豪華な付録がつくのは、どんな雑誌でしょうか?
最も一般的なのは、まさに化粧品です。
マスカラとかリプグロス、保湿クリームなどが人気で、それにもかかわらずこのようなものが付録になると、本の販売は急に増えたりする。
最近は、有名な映画スターの小さい写真集とかカレンダー、ポスターもたくさんある。
例えば俳優、ウォンビンさんのミニ写真集やポスターが入ったキャンバスバッグを、ハーパースバザーコリアが付録につけたことがあり、これは5日で売り切れになったそう。