いよいよバンクーバーでの冬季五輪が開幕します。
今朝は地元の様子、そして映画「クール・ランニング」で一躍有名になったジャマイカに電話をつないで、その盛り上がりを探ります。
カナダ、バンクーバー、窪田誠さん
1月からの記録的な暖冬で、町は冬季オリンピックという気候ではないが、史上最長の106日間かけてまわる聖火も到着し、聖火リレーが通過する町でたくさんのイベントが行われ、メダリストやカナダの有名人の方々も聖火ランナーに加わった。 私の家の前も通りました。
バンクーバーの町ではビルの壁にオリンピックスポンサーの宣伝が張り出されたり、巨大なメイプルリーフ、カナダ国旗がビルに描かれたりと盛り上がってきました。
オリンピック組織委員会の話では、過去に行われた冬季オリンピックの中で一番大きな都市なんだそう。
バンクーバーは環境に対する関心が非常に強く、オリンピック期間中は、各競技場には多くの自転車置き場が設置され、公共交通機関と自転車の利用を強く勧めています。
バンクーバー市民の一番の関心はやはり国技であるアイスホッケー。
ゴールドメダル戦のホッケーチケットは5,000ドルを超えるプレミアムがついている事からも関心度が伺えます。
ジャマイカ、キングストン 安田和正さん
それでも盛り上がっていないです
唯一出場するスキーのフリースタイルのErrol Kerr選手が純粋なジャマイカ人ではないから。
アメリカ人とジャマイカ人のハーフ。
さらにジャマイカのスキーチームの本部がカリフォルニアにあるし、もともとスキーというスポーツが普通のジャマイカ人にとって大金持ちのスポーツなので空の上の話。蚊帳の外の話になっている。
ただ、お祭りごとは大好きな国民なので、カー選手が勝ち進めば、それは盛り上がること必至。