毎年この時期になると、女性誌では必ずといっていいほど、靴とバッグの特集が組まれます。
中でも目立つのは、掲載しているアイテム数を打ち出す雑誌。
店頭でざっと調べた、アイテム数が多い3誌をご紹介します。
「明日使える“春靴&バッグ”346!」と題しているのが、『with』3月号。
カタログのようにみせるのではなく、さまざまな切り口で紹介しているのが特徴。
例えば「トレンド主役靴 VS おしゃれ通勤靴」「手持ち服+春靴のつなぎ技22」「軽くてかわいいお仕事バッグ」など。
驚くべきはその詳細なデータ。
シューズであれば、ヒールの高さをセンチで紹介。
バッグであれば、縦、横、マチのサイズ、重さ、外側と内側のポケットの数まで掲載しています。
さらにバッグに関しては、中の柄がわかるように、口を開いた状態の写真まで載せている芸の細かさ。
この写真がひとつ1センチ四方。
かなり小さいのですが、でも、あるとないでは情報量に大きな違いが生まれます。
『with』編集部の気合いが伝わってくる内容です。
靴とバッグを別冊付録にしているのが、『シュプール』3月号「靴&バッグ 570の“THIS IS IT”!!」と『VOGUE NIPPON』3月号「春の保存版! BAG & SHOES カラー図鑑581」。
アイテム数で他誌を大きく引き離すボリューム感に圧倒されます。
ページ数でも『シュプール』の100ページに対して、『VOGUE NIPPON』は98ページ。
この二つの雑誌は付録を超えています。
個別にみていくと、『シュプール』は本誌さながらの、バラエティに富んだ誌面を展開しています。
「買いたい気持ちをプッシュする、最新ニュースNOW!」では、特に今シーズンのアイテム情報がズラリ。
「バッグのトレンドNo.1はかご。」「プチサイズバッグがメインストリームに踊り出しました。」「レザー以外の素材がお買い得。」靴&バッグも“草食系”の時代がキタ――――! のだそうです。
でも、一方では、「価値がプライスを上回るエキゾティックレザーは売れる」という“肉食系”の情報も。どうぞ中から自分好みのトレンドを見つけて下さい。
それに対し、アイテム数で上回る『VOGUE NIPPON』は、図鑑と銘打つだけあって、誌面にはページごとに色分けされたアイテムが整然と並びます。
気になるページをすぐに開けるようにと、インデックスシールまでついている。
サイズも15センチ×19センチと小さく、ショッピングに持参するにも便利。
とはいえ、単純な図鑑で終わらないのがヴォーグです。
巻頭は「憧れのセレブになれる、バッグ&シューズ図鑑。」と題したページも用意。
セレブのファッションを分析し、それに少しでも近づけるアイテムを紹介しています。
登場するセレブはリアーナ、ケイト・モス、ジェシカ・アルバ、シエナ・ミラーなどです。
さて、3誌を見た女性は、これだけ多くの中から実際に購入するアイテムを決められるのでしょうか。
あっ、だから女性の買い物は時間がかかるんですね……。