2010/2/12

卓球女子で世代交代の歴史的瞬間が訪れました

ジャパントップ12卓球大会はきのう代々木第2体育館で行われました。
16歳の石川佳純選手が、公式戦ではこれまで2戦2敗の福原愛選手を4-1で破り、年齢制限のないシングルスの大会で初優勝を飾りました。
最後まで攻めを貫いて圧勝した石川選手にとって、福原選手は、「あこがれの先輩」。世界ランキングは現在52位で「今年は30位以内を狙う。
五輪を目指すには、今のままでは全く駄目」と次の目標をコメントです。

日本人ドライバー初優勝に向け、小林可夢偉がテストで1位

F1世界選手権に参戦するチームの合同テストがきのう、スペインのヘレスで行われました。
昨年トヨタでF1デビュー。 トヨタが撤退した今シーズンはスイスが本拠地のBMWザウバーの正ドライバーとしてフル参戦の予定の小林可夢偉。
1分19秒950で走行し、10台中トップになりました。
昨年の世界王者、マクラーレンのジェンソン・バトンは3位、4年ぶりにF1に復帰したメルセデスGPのミハエル・シューマッハは6位でした。

「ヒロシマ五輪」へ。2020年開催の五輪招致は単独開催方針決定

きのう広島市役所で行われた、2020年の五輪招致検討委員会の会議で、長崎市が共同開催を断念。
広島市単独開催の方針を決め、愛称を「ヒロシマ五輪」としました。
秋葉市長は「最終的に五輪候補地に立候補するかしないかを、年内に決める」としています。
広島アジア大会の主会場だった広島ビッグアーチがメーンスタジアム。
会期はお盆を含む17日間。 会場は山間部、市街地、湾岸部に分ける。施設は既存施設を活用し、足りない場合は再利用可能な仮設施設で対応など基本方針案を示しました。
ただ開催資金は国の全面支援や寄付を想定と、まだまだ不確定です。

いよいよバンクーバー五輪です。週末の見どころをご紹介。

日本時間であす土曜日の13日午前から開会式のバンクーバー冬季五輪。
ジャンプはその前にノーマルヒルの予選が行われます。
葛西は「確率のいいジャンプができるように心がけた」、伊東大貴も「十分なトレーニングができた」と、直前合宿の成果を強調。
その一方39歳の岡部は「まだまだジャンプのレベルを上げないといけない」と厳しい表情です。

アルペン女子は大会直前に激震です。
W杯総合2連覇中、5種目で金メダルを狙う大本命のリンゼイ・ボンが右すねを負傷。
出場は状態を見て判断するという不安を抱えます。
日本勢では男子の佐々木明、皆川賢太郎に期待が寄せられています。

なんといってもメダルの注目はその皆川の妻である、モーグルの上村愛子。
日本時間の日曜日に予定されているモーグルですが、フリースタイルスキーの会場になるサイプレスマウンテンの悪天候が予想され、それに伴い延期が検討されているとのことです。

スピード・スケートは記録会最終日が五輪オーバルであり、トップ・クラスは出ていないものの男子1000メートルで小原唯志が1分9秒67で1位。
また女子1500メートルも強豪選手が欠場するなか、7人が滑り田畑真紀が2分0秒07で1位、15歳の高木美帆は2分1秒47で3位でした。
自己ベストから2秒遅れですが、長期合宿で追い込んだことなどの疲れが不振の原因とみられます。
とはいえ本人は「去年の選考会のときよりも上げて自己ベストを出したい」とコメント。
1週間後の五輪での「初滑り」に向けて、手応えを掴んだ様子がうかがえる、とスポーツ新聞各紙では報じています。