アメリカ男子ゴルフ、アーノルド・パーマー招待の初日はフロリダ州ベイヒル・クラブで行われました。
勝負色の赤いウエアで登場した石川遼は、スタートからボギーで我慢のゴルフが続き、前半で2オーバー。
そのまま後半でもスコアを伸ばせず、最終的に2オーバーでホールアウト。
石川選手は出場の120人中77位タイで、トップのホルムズとは8打差です。
昨年4月、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科の修士課程に入学した桑田真澄さん。
昨年末までに卒業に必要な単位を取得し、1月に提出した卒論「野球道の再定義による日本野球界のさらなる発展策に関する研究」が、最優秀論文と評価されました。
昨日の卒業式で総代として挨拶、今後は「日本のスポーツ界をより良くしていきたい」とコメント。
野球以外では、コメやワイン作りにも意欲を見せているということです。
東京・国立代々木競技場ではきのう男女の準決勝を行われました。
女子の決勝は女子初の3連覇を狙う大分の東九州龍谷と宮城の古川学園の3年連続の顔合わせに決定です。
決勝でリベンジを狙う古川学園のエースは、大野果歩選手。
スパイクを決めるとすかさず、双子の妹の大野果奈選手がブロックで攻撃をはばみます。
ストレート勝ちで決勝進出を決めて、180センチを超える2人が「ハイタッチ」。
新戦力で巻き返します。
男子は初優勝を目指す東京の東洋と13年ぶりの優勝を目指す熊本の鎮西が決勝で激突します。
プロ野球セリーグが開幕、2日間の雨天順延だった選抜高校野球、ボクシングWBCの亀田興毅の初防衛戦など「フィールド」や、リングで熱い戦いが繰り広げられる今週末ですが、注目は「リンク」の上でしょうか。
イタリアのトリノで行われているフィギュアスケートの世界選手権は、男子では高橋大輔がSPとフリーの合計257.70点で世界選手権日本男子初の金メダルを獲得しました。
出だしの大技は世界大会史上初の4回転フリップで着氷し締めはトリプルアクセル。
バンクーバーの金、銀メダリストがこの大会を回避して「モチベーションを上げるのが大変だった」という高橋選手。
五輪後は練習不足で体重が増えたというものの見事に調子を合わせて、今季世界最高得点を叩き出しました。
女子の浅田真央は、五輪女王のライバル金妍児との再戦となります。金妍児は今季限りでの引退、プロ転向なども取りざたされている中、「燃えつき症候群」なのか「五輪で金メダルを取った後の大会なので、失敗しても大丈夫。
すべての目標を達成したので、今回は正直、2位でも3位でも構わない」というコメントまで飛び出しています。
一方浅田真央は、きのうの女子の公式練習でも、トリプルアクセルを5回跳んですべて着氷と前日からの好調をキープ。
五輪同様SP、フリーの両方で計3回のトリプルアクセルを跳ぶ予定となっています。
現地時間で女子のSPは今日、フリーは明日土曜日に行われます。