2010/4/16

水泳の日本選手権。北島康介選手が得意の200m平泳ぎで4位

アテネと北京の五輪2大会連続で2冠、日本のエース・北島康介選手は150mまでトップを泳ぐも最後の50mで失速。 優勝の立石諒選手とは3秒32差。 4年前も五輪明けで表彰台を逃したとはいえ、国際大会の派遣標準記録も突破しておらず、目標とするパンパシフィック選手権やアジア大会の代表入りに不安を残す内容でしたが「また強くなるきっかけをもらえたと思えば、意味のあるレース」と日曜日の100mへ切り替えです。

日本相撲協会理事「貴乃花」がいよいよ始動

26日の夏場所の番付発表から、理事選で貴乃花親方を支持して一門を離脱した親方とその弟子が新たに連合稽古をはじめます。 また、自らが所長を務める相撲教習所の改革案を打ち出しました。 昨日は埼玉の小学校を訪れて、子どもたちに相撲をアピールです。 2012年度から中学校で必修になる教科の武道で、相撲が選択種目になることを見すえて、指導員の養成のため、現役力士の教習所への再研修制度などを導入を目指すの事です。

アメリカの連邦議会が大リーグ野球に噛みタバコ禁止要請

米民主党のワックスマン議員が、Smokeless Tabaccoつまり噛みタバコや嗅ぎタバコを、大リーグで禁止するようにMLBに要請しました。 選手による球場内の公共の場で喫煙、またはどんな場でも、ユニフォーム着用で喫煙することは禁止されています。 しかし試合中に噛みタバコで、つばを吐く、という姿はよく見かけます。 ニコチンによる健康への害や、青少年への悪影響をかんがみて、MLBのマンフレッド氏は選手会と共に禁止に向けて検討するとしていますが、選手側の反発は必至と予想されます。

「ワールドマラソンメジャーズ」が今年の春のシーズンに突入

マラソンの世界一を、一発勝負ではなく2年間の通算ポイントで決めるという「ワールドマラソンメジャーズ」。 対象レースはボストンマラソン、ロンドンマラソン、ベルリンマラソン、シカゴマラソン、ニューヨークシティマラソン、オリンピックそして世界選手権です。 2006年からスタートしたこの大会は、優勝賞金50万ドル。 日本ではあまり馴染みがありませんが、これは有力選手が海外のレースでは、世界選手権とオリンピック以外に、ほとんど参加しなかったのが原因かも知れません。

今年はその二つの大会が行われないために、男子の入船敏、松宮隆行、女子の赤羽有紀子、中村友梨香などのトップクラスが挑みます。

現在の2009〜2010シーズンの男子ランキング・トップはケニアのサムエル・ワンジル、女子はドイツのイリーナ・ミキテンコという昨シーズンの覇者の二人。
これに届く可能性がある日本選手は、現在、女子でランキング7位タイ、去年の世界選手権で銀メダルだった尾崎好美選手です。
賞金よりも記録挑戦が目的という日本選手ですが、もしロンドンマラソンで優勝すると首位に並ぶ可能性もなくはありません。
再来年のロンドンオリンピックへ向けても注目されるのが、このワールドマラソンメジャーズの順位争いとなりそうです。