はじめてのペイデイ、つまり初任給のシーズンとなってきました。
労務行政研究所が昨日発表した、東証第1部上場企業を対象の調査ですが、上場企業の大卒初任給水準は20万5641円、96.6%の企業が初任給を据え置いたということです。
なかなか厳しい状況なんですが、使い道はご両親にプレゼントですか、それとも自分へのご褒美なんでしょうか。
ところで海外には「初任給」というのはあるのでしょうか。
今日も2カ国にコネクトします。
フランスは大卒相当の若者は大学カリキュラムに必ず企業研修がくりこまれており、すでに3〜6ヶ月企業で働いてまがりなりにも給料をもらっているので、初給料という概念は薄い。
めでたく就職できても1〜3か月の試用期間があり、その間は雇用者も雇われ人もすぐやめさせたり、辞めたりできるため最初の3カ月は緊張して仕事についている。初任給がめでたいという感覚はなし。
英語圏で中央アフリカのウガンダ、首都カンパラから車でおよそ8時間のスーダンとの国境付近の小さな小さな村。
ここには携帯電話会社ショップ、電力会社、外国人経営の工場くらいしか会社がない。
会社勤めをしている人はこの町では5%もいないと思う。
月給をもらうのは会社勤めの人や、車のドライバーなど。
たとえば、タイピング代行ショップの月給は日本円で3,500円。 ヨーグルト屋は4,000円。 ネットカフェは5,000円。
ドライバーは7,500円。銀行員は19,000円くらい。