2010/4/30


夢が膨らむ日本陸上女子短距離女王の日本記録


広島広域公園陸上競技場で昨日行われた織田記念国際女子100メートル決勝で、福島千里選手が11秒21の日本新記録で優勝。
従来の自身の記録を100分の3秒更新です。昨年の秋から、栄養士の助言で弁当を手作りして、食事量も増やし、走りが力強くなった福島選手。
「目標は10秒台。一歩一歩近づいていけたら」とコメントです。


72歳、ゴルフのドンこと杉原プロが世界記録達成


名古屋GC和合コースできのう初日を迎えた中日クラウンズで杉原輝雄プロが同一大会51年連続出場の世界記録を達成しました。
従来はアーノルド・パーマーのマスターズ50年連続出場ですが、「比較しては相手に失礼」と謙遜する杉原プロ、難易度が高いコースでの大会として知られる試合だけに「この大会に育ててもらった」と喜びのコメントです。


柔道全日本選手権は高橋和彦が攻め続けて優勝


きのう日本武道館で行われた大会の決勝。高校時代から同級生で、「大牟田のツインタワー」とライバル視されていた187cmの高橋和彦と193cmの立山広喜の戦いでした。「自信があるのはスタミナだけ」と攻め続けた高橋が終始優勢で勝利。
しかし日本代表の篠原信一監督は「国際ルールの対外国人の試合では、投げ捨てと見られて反則に取られることもある」と試合内容に注文です。
また期待の19歳、トルコ人の父を持つ高木海帆選手はベスト8に入りました。


明日はいよいよもうひとつの日韓戦です


来年のラグビーW杯ニュージーランド大会の出場権がかかるアジア5カ国対抗の対韓国戦が韓国の慶山で明日行われます。
ここ6年は6連勝と楽勝のムードもありますが「韓国が地元でやるときは明らかに気迫が違う」とフォワード・ロックの大野均選手は警戒します。

カギを握る初戦、日本代表初選出の長友泰憲が、高校時代からの右ウイングではなく、左ウイングとして起用されました。
合宿練習初日から俊足と低いタックルをアピール。ジョン・カーワン・ヘッドコーチは「韓国に勝てる選手を選んだ」として、長友選手を、「フィニッシャーとしての持ち味を発揮してもらいたい」と抜擢。
初キャップのバツベイ選手も含めて力強いチームになりそうです。

きのう代表合宿は、慶山に隣接する大邸に入りましたが、ここで、ついおいしくて食べ過ぎてしまい、脱水症状の危険性もある塩気のきつい現地のキムチ禁止令が出ました。
W杯7大会連続出場に向けてのキムチ断ちで、もつれる試合ではなく、大差の勝利での予選トップ通過を決めたいものです。