GW以降、ようやく天気が安定し、暖かな日が増えてきました。 季節を数か月先取りする雑誌の世界では、気分はすでに夏。 ファッション誌では、サーファーのスタイルを取り上げています。
まずは男性誌から。 偶然か必然か、取り上げている2つのファッション誌は、ともに30代後半をメインターゲットにしているんですね。
「“Surferっぽいね”が気持ちいいスタイル」は、『オーシャンズ』6月号。
オンとオフのメリハリが利いて、自由なマインドをもったサーファーのように、見た目だけじゃなくて心までリッチになれるスタイルを提案しています。
シャツにしてもパンツにしても、選択基準を明確にしているのが特徴です。
例えば「色、柄、素材など、いつもどこかに一家言持ったモノ選びをすることが“らしさ”につながる」とか「海上がりの肌に優しい“やわらか素材”」など。
中でも「飾らぬオーガニック素材で持続可能なファッション」の提案に、今の時代を感じます。サングラスや時計などの小物やスキンケアジェル、国産自然派ワックスまでを網羅しているあたりが気合い十分です。
逆にアイテムを絞っているのが『サファリ』6月号「大人サーファーだったらデニムに味茶サンダル!」海男が履くべきアイテムは、親指と人差し指の間にストラップを挟んで履くトングのタイプ、もしくは足の甲でひっかけて履くストラップのタイプだそうです。
14のサンダルで価格は9450円から4万950円まで。サンダルに合わせた全身コーディネートでは、すべてのモデルがデニムパンツを着用。
やはりサーファーの定番は、デニムなのですね。
一方、女性誌ではどのように紹介されているのでしょうか?
『ViVi』6月号「木下優樹菜のおしゃサーフ♥」
ここでも出ました、“おしゃ”という略語。 やはり、今、流行っているようです。
ゆる〜くて、楽チンで、可愛い系♥ カジュアルなだけでも可愛いだけでもダメで、大人っぽい要素がある。L.A.にいるようなサーフガールが気分だそうです。
木下さんをモデルにしたコーディネートを見ると、確かにゆったりしていて、楽に着られそうなアイテムばかり。 男性目線でちょっとドキッとするのが“水着見せ”ファッション。 普段着にあえて水着を取り入れるのがユキナ流。
また、帽子をかぶったり、花のかんむりをのせたり、ヘッドバンドをしたりと、頭になんらかのオシャレをしているのもポイントでしょうか。
すっかり夏気分になりましたが、その前に梅雨。 さらにはサッカー日本代表の行方も気になるところ。 気持ちよく夏を迎えるために、頼むぞ、サムライブルー!