2010/5/14 【「第63回 東京みなと祭」開催】【「TABLOID」オープン】

「第63回 東京みなと祭」開催

東京の港、東京港が国際的な貿易港として、海外に門戸を開いたのは、昭和16年 1941年5月20日のことでした。 横浜は早くに開港したんですが、東京はかなり後になってのことなんです。

その日を記念して開催されるのが、「東京みなと祭」。
あす土曜日とあさって日曜日の開催です。
会場は、品川埠頭、晴海客船ターミナルをはじめ、晴海ふ頭一帯です。

晴海会場では、<太平洋の白鳥>と言われる帆船「日本丸」の船内や、測量船「海洋」、しゅんせつ船「雲取」といった珍しい船の船内を公開。 
しゅんせつとは、海底の土砂を取り除くこと。 その船を公開。

また、海上輸送で活躍する冷凍コンテナの中、摂氏マイナス20度を体験!なんていうのもありますよ。

そのほか、港に荷揚げされる国内外からの物産品や、東京港にゆかりのある地元企業の協力によるマグロの販売も行われます。
あんこう肝鍋、ホルモン焼き、串焼きなども味わえるとか。

「東京みなと祭」は、あすあさって、晴海ふ頭で開催。 入場は無料です。
» 東京みなと祭


そして、港つながりでもうひとつ。

「TABLOID」オープン

新聞社の元印刷工場を改装、コンヴァージョン。 新たな複合商業施設、「TABLOID」がオープンしました。 タブロイド紙の印刷工場だったから、TABLOID。 今週火曜日オープン。

プレオープン中にはレディ・ガガがシークレットライブを行ったというスポットなんですね。

場所は、芝浦ふ頭のそば、ゆりかもめの「日の出駅」の目の前です。

この「TABLOID」の建物。かつては、そのなかで、400トン(!)の輪転機4台がフル稼働してきました。 地上4階建て、コンクリートの巨大な空間です。
そんな頑丈なボディはそのまま、内装をリノベーション。
オフィス、イベントスペース、そして一般の方も入れるカフェ、ギャラリーとして生まれ変わりました。

かつてはタブロイド紙を通して情報を発信していた場所が、今度は、建物自体がメディアになる。
様々なジャンルのクリエーターたちが集うことでどんな化学反応が生まれるか楽しみ。

オープンを記念して、あさって日曜日までは建物全体を使ったアート展も開催中です。