2010/6/11

  • 2010FIFA World Cup 南アフリカ。
    環境にはどんな配慮がなされているのでしょう?
    残念ながら、前回の開催国ドイツに比べると、今大会の二酸化炭素排出量は6倍に上昇する見込みです。
    まあ、環境大国ドイツと比べると、仕方がないですかね。
    ただし各都市で合計70万本の木を植えるオフセット運動や街灯を省エネ電球に換えるなどのアクションが行われます。
  • さらに南アフリカから。
    ダーバンのスタジアムを建設する際、エコな試みとして、昔のスタジアムの資材が一部、再利用されました。
    はい、日本代表のオランダ戦。 さらに準決勝の1試合もここで開催される、というスタジアムです!
    屋根は半透明のフッ素樹脂素材で出来ていて、太陽の光を通します。
    つまり、直射日光はさえぎって、あたたかさも維持できる仕組み。
    そうなんです、冬の入り口なんですよね、南アフリカ。
    さらに、雨水を貯める設計も!
    スタジアムはワールドカップ終了後もスポーツやコンサートなどのイベントに使われる予定です。
  • 複数の鏡を使って、太陽光を建物のなかに取り込む高層ビルが横浜市に登場しました。
    みなとみらい駅前にオープンした21階建ての「みなとみらいセンタービル」。
    屋上に設置されたのは、直径1.2メートルの鏡 32枚。
    このうち16枚が 太陽の光を追って動くんだそうです。
    そして取り込んだ光、今度は吹き抜けの壁に設置された鏡で反射。
    それぞれのフロアを照らす、という仕組み。
    この工夫により、電気代が 通常のビルより15%削減できる、とのこと。


オフィスでのエネルギー使用量のうち、照明は およそ4割を占めると言われています。
使っていない部分の照明はできるだけオフにして、省エネルギー、こころがけましょう。