全英オープン選手権初日は、セントアンドルーズ・オールドコースで行われ、石川遼選手は5バーディー1ボギーの通算4アンダーで68の17位。
メジャー大会の自己最高アンダーを記録し、予選突破に大きく前進です。 同じ組でまわったのは、去年優勝争いを最後まで演じたトム・ワトソンでこれを圧倒しました。
トップはメジャー4大会を通じて、最少スコア記録タイの63をマークした21歳のマキロイ。 1アンダーで迎えた9番パー4でイーグルを奪ってから全開。 後半9ホールで6バーディーです。全英での63は過去に1980年の青木功など7選手が記録し、マキロイで8人目となります。
またタイガー・ウッズもギャラリーからは暖かく迎えられ、遅いグリーンに対応するため、12年ぶりに替えたパターがびしびし決まり、67という好スコアを叩き出しました。
1日の中に四季がある、といわれるスコットランドの気候。 そして海から吹きつける強い風が、距離感と方向性を狂わせるリンクス特有のハザードとなります。 今日の天気予報は豪雨。4日間を戦い抜く体力強化を課題に挙げている石川遼選手ですが、先週のスコティッシュオープン期間中宿泊したロッジのプールでの潜水トレーニング。 1時間ジョギングと30メートルのスタートダッシュというメニューをこなし、体力強化を図りましたが、その効果が出るのでしょうか。 初日は穏やかな天気だったのが好スコアにつながりましたが、悪天候の時こそ真価が問われます。