有馬記念を2度優勝するなど通算32戦22勝を挙げ、今月3日に死んだオグリキャップの「お別れの会」がきのう、余生を過ごした新冠(にいかっぷ)町で開かれ、全国各地から730人が参列しました。世界記録と同タイムで2着となった89年ジャパンカップ、ラストランを飾った90年有馬記念などの想い出のレースに関係者やファンが涙しました。
アメリカ女子ゴルフの今季メジャー最終戦、全英女子オープンはきのう、ロイヤルバークデールGCで初日が行われ、宮里藍は深いバンカーに5度もつかまり、1.5mのパーパットを外す散々な内容で1バーディー、5ボギーの通算4オーバー76で79位でした。 上田桃子はイーブンパーの16位につけ、横峯さくらは2オーバーの44位。 メジャー通算2勝の曽雅とキャサリン・ハルの2人が4アンダーのトップで初日を終えています。
スペイン・バルセロナで行われている、陸上のヨーロッパ選手権。
競歩女子20キロに出場したロシアのオルガ・カニスキナが1時間27分44秒で優勝。カニスキナ選手はこの種目で北京オリンピック、2007年と2009年の世界陸上、そして今回ヨーロッパ選手権を制して三冠達成です。 またこのレースは表彰台をロシア勢が独占。 女子競歩での1〜3位独占もヨーロッパ選手権史上初めてとのことです。 日本の川崎真裕美選手は10位に終わりました。
世界8つの国と地域から参加して行われる「第5回世界大学野球選手権」が今日から神宮球場など首都圏の4つのスタジアムで開幕です。
日本は早稲田大学の斎藤佑樹投手など、秋のドラフトの目玉が揃っています。 この大会は日本では初開催となり、ホームでの初優勝を目指したいところなんですが、立ちはだかるのはやはり、4連覇を狙うアメリカ、そして昨年のワールド・ベースボール・クラシックのメンバーが6人もいるキューバとなりそうです。
アメリカは1、2年生が中心となるチームですが、将来の大リーガー候補と目される選手が多く層の暑さを誇ります。またキューバは、昨年のWBCでのベストナインとなったセスペデス外野手もいます。
今日、日本の初日の対戦相手は韓国。 先発には斎藤佑樹をすでに予告。 もう一人プロ若手との壮行試合で好投した東洋大学の藤岡貴裕投手との二枚看板となりそうです。 失点を最小限に抑えたところで、上位打線を中心に細かくつなぐ野球でチャンスをつかむのが日本の戦い。 キャプテンの東海大学の伊志嶺選手が積極的に塁に出て、盗塁でかきまわして、クリーンナップにつなぎます。
日本は過去、準優勝が2度というのが最高の成績。 1次リーグでは、キューバ、韓国、中国と同じB組に入ります。 ここで順位を決るのみで、準々決勝からはA組1位とB組4位など、上位と下位が対戦する形のトーナメント方式で金メダルを争います。
いずれにせよ将来の野球界を背負うことになる選手が多数出場する「第5回世界大学野球選手権」。
1週間にわたる熱戦は見逃せません。