2010/8/6 世界の海水浴事情

いよいよ夏休みもお盆の時期に突入します。
「家族連れで夏休み」という人にとっては、やっぱりクラゲが出る前の早い時期に行きたいところですね。
最近は少子化の影響や、過度の清潔好きなどから海水浴客が減少したというニュースも聴きますが、あの国の海水浴事情はどうでしょうか。
今朝も2カ国をコネクトしてお送りします。

まずは海水浴ってポピュラーなのでしょうか?

フランス、パリ ドゥヴィアンヌ園子さん
「ポピュラーです」

インド、ムンバイ ハリー・チェンさん
「することはします」

やっぱり夏のバカンスというと南の地中海というイメージがありますが。

生粋のパリっ子が向かうのは断然北で、大西洋に面するブルターニュ地方の海岸が一番人気。
手軽なところではドーヴィルとかのノルマンディ。

南のコートダジュールを目指すのは「見てもらう」ために行く人や外国人でしょう。 地中海の内海と違って、大西洋はオーシャン。 ヨード分が豊富な海は体にもいいということから、20世紀初頭から人気。 また、パリから列車のアクセスがよかったということも理由。
本当に泳ぎたいフランス人には格別な意味がある。

海の家があったり、ビーチの特徴はあるのでしょうか?

ホテルのプライベート・ビーチ以外では、青と白2色のビーチ・パラソルや、デッキ・チェアを貸し出すところがある。 ブルターニュの海辺には日本のような海の家というのはないけれど、シャワー設備などは完備されている。 あと子供たちが小さなバケツを使って、砂のお城を波打ち際で造るのは定番。

人口の多いムンバイではどんな海水浴事情なのでしょうか?

インド、ムンバイ ハリー・チェンさん

ローカルで「ブルーカラー」は地元のビーチへ。
インドの人の多くは服を着たまま入ります。
中間層は地元のムンバイではなく、ゴア、南のケラーラ州などに行きます。
中間層はきれいなビーチを好み、中間層以上のリッチ層は海外へ行きます。

海の家はないのでしょうか?

小屋のような"hut"とビーチサイドにはカフェなどはあるけれど、日本のような“至れり尽くせり”の海の家はありません。