男子ゴルフの世界選手権シリーズ、ブリヂストン招待が、オハイオ州のファイアストーンCCでスタートしました。
メジャーで14勝、270週にわたり世界ランク1位をキープしているタイガー・ウッズですが、今年はまだ優勝がありません。 2位のフィル・ミケルソンがこの試合で優勝すれば逆転します。「トーナメントに勝つことで1位になったのだから、あくまで勝って1位を守る」と、あくまでも自身の今季初勝利に集中です。
はじめて日本で行われた、第5回世界大学野球選手権はきのう、横浜スタジアムで準決勝が行われました。
日本は4連覇を狙う強豪、アメリカに2-4で敗れ、決勝進出は果たせませんでした。 初回に相手エラーで先制したものの、すぐその裏にエース斎藤佑樹投手がスプリンガーに、満塁本塁打を浴びて逆転負け。 日本は明日、韓国と3位決定戦です。 その韓国相手に8回コールドの11-1で勝ったのはキューバ。 大方の予想通り、メジャーリーガー予備軍のアメリカとキューバで決勝が行われます。
アメリカのプロ野球独立リーグ・ゴールデンベースボールリーグのチコ・アウトローズに所属している18歳の吉田えり投手。 愛称Knuckle Princessはそのまま。 野球の殿堂にユニフォームが展示されることになったせいか、その背番号3番のTシャツが、特に観客の若い女性の人気の的のようです。 人寄せパンダと揶揄するファンもいる中、チームの注目度は確実にアップ。
スポンサーもつきはじめました。 とはいえ彼女にとってはまず「1勝」が何としても欲しいところです。
日本相撲協会の武蔵川理事長は辞意を固め、きのうの理事会でそれを発表するはずでしたが、辞任表明は先延ばしとなりました。 理事長自身が弟子の野球賭博関与で謹慎処分を受けた先月4日が、本来そのタイミングでしたが、後任が決まらないため、ズルズルと村山理事長代行が就任したのは記憶に新しいところ。
理事長は理事12人の互選で決まりますが「相撲協会外部の人間が就任する事は考えられない」と10人の親方衆が内部理事を支持しました。
しかし元横綱・千代の富士の九重理事は、自らの部屋付き親方元大関・千代大海が賭博関与疑惑で特別調査委員会からの調査中。 前理事長の北の湖理事は、2年前に弟子の大麻問題で引責辞任。 そして一度は理事長代行といわれた元大関・魁傑理事は、問題の大きさに消極的とされています。 かといって新風を吹き込むはずだった貴乃花理事は、いわゆる身内が火の粉を抱えたため、一度は退職願を出したほどです。
外部からの村山理事長代行が一昨日「現体制で秋場所に臨むことは世間が許さない」という文部科学省の意向を理事会で伝え、理事長交代が必須条件となったものの、内部から後任の理事長候補がいない状態では、文科省の意向の「外部理事長の登用」が濃厚となります。 だから現体制に批判的でも、理事長に辞任を迫れないのがいまの状態です。
胃ガンの手術も行ったという武蔵川理事長。
復帰という形になりましたが、秋場所の初日は9月12日。 あとひと月あまり。 相撲界の信頼回復に向け「新体制」をそれまでに築けるのでしょうか。