男子ゴルフの今シーズン・メジャー最終戦、全米プロ選手権初日はウィスコンシン州のウィスリングストレーツ・コースで、濃霧のため3時間以上遅れて日本時間の今朝未明にスタート。 現在トップはアメリカのバッバ・ワトソンなどが4人が4アンダー。日本からは5人が出場していて、石川遼選手は先陣を切ってスタートし、4オーバーでホールアウトし暫定135位タイの厳しい状況です。 世界ランキング1位のタイガー・ウッズは1アンダー、藤田寛之と平塚哲二が、2オーバーでホールアウト。池田勇太がイーブンパー、小田孔明は3オーバーで、プレー中です。
日本相撲協会はきのう両国国技館で臨時理事会を開き、武蔵川理事長の辞任を承認し、元大関魁傑の放駒理事を新理事長就任に決めました。 「この大変な時期に理事長を拝命して、とまどっています。たくさんの問題 を抱えています。一つ一つきちっと解決していきたい」とコメント。 しかし松ケ根部屋の力士2人があらたに野球賭博に関わっていたという新たな不祥事もタイミング悪く発覚しました。
全国高校総体はきのう16日目が、沖縄県各地で3競技を行い、卓球女子シングルスで石川佳純が中国人留学生の王舒(ワン・スウ)に4-1で勝ち、この種目で初となる3年連続の優勝を達成しました。
明日からIOCが創設した「ユース五輪」が、およそ200の国と地域から、14〜18歳の若者たち3500人の参加で行われます。 オリンピック自体は過剰なまでの商業主義や、ドーピングのまん延という問題を抱えていて、「参加する事に意義がある」という状況からはかけ離れているといっても過言ではありません。提唱したジャック・ロゲIOC会長は「単なる五輪のミニチュア版ではない」とコメントしています。
次代を担う若者と共にもう一度原点を見つめ直そうということで、競技性よりも教育や交流を重視。実施種目を減らして大会のスリム化を図り勝利にこだわらず、国別メダル数も発表しない方針です。
交流を実践するため、大陸別でチームを組んだり、男女混合の種目を入れ、従来は遊びの要素が多いバスケットボールの「スリーオンスリー」も導入。
選手は自分の競技を終えた後も、大会全体が閉幕するまで現地滞在し、文化・教育プログラムに参加します。
日本からは選手71人が派遣されます。テニスのウィンブルドン・ジュニア選手権で準優勝した石津幸恵選手や、昨日のインターハイの卓球男子シングルスで優勝したばかりの丹羽孝希選手など、世界レベルの選手もエントリーしています。
しかし選手の全日程滞在に難色を示す国も多く、プロの低年齢化が進む中、海外ツアーを転戦する選手もいて、日程調整は困難でした。日本も夏休みは中学、高校の全国大会や国体予選がある。水泳や女子バレーボールなどはトップ選手の参加を見送りました。
選手団の結団式が一昨日、ナショナル・トレーニングセンターで行われ主将を務める柔道男子の五十嵐涼亮選手は、「グローバルスタンダードを体験し、日本の文化を発信したい」と決意表明をしました。