2010/9/3

  • 『BRUTUS』693号

    「買えるブルータス」
    特集で紹介されている商品、すべて特設サイトから買えるようです。 通常のお取り寄せ感覚のものから、村上隆さんに似顔絵を描いてもらう権利が限定5点を抽選で(31万5000円)とか、NIGOさんが所有するアンディ・ウォーホルのシルクスクリーン作品「キャンベルスープI・IIセット」(6,000万円)など、ここでしか買えないものも多数あり。
  • 『CLASSY.』10月号

    「美人の秘策は“顔まわり巻き”にあり!」
    マフラーやストールの巻き方ではなく、ヘアスタイル「巻き」の名称。 ここでは、顔まわりにしっかり髪を巻いてあることが美人に見えるポイントだとか。 確かに髪が風を受けた時のような、ふんわり軽やかな雰囲気になりますね。
  • 『ケラ!』10月号

    「ストリートでオーラ出してる人になる!!」
    自分の好きなスタイルを貫いている子のファッションを特集。 「ディテール10のお約束♥」では、オーラを放つための細かいテクニックを紹介。 例えば、いつでも日傘でミステリアスな自分を演出するなど。
  • 『小悪魔ageha』10月号

    「あのコのアイメイク 360度立体解剖図!!!!」
    メイクの途中や完成後の目を、さまざまな角度から紹介。 メイク後の右目だけでも、右サイド、右斜め前、やや右、正面、やや左、閉じたところを正面から、サイドから見た閉じたところ、阿修羅像もびっくりの7枚の写真を紹介。 ひとつだけいいですか……実際はこの写真は、左右で180度だと思うんですけど。

今年はテレビや映画を中心に、3D元年とも呼ばれていますが、そのムーブメントは雑誌の世界にも波及。3Dをキーワードにした特集が組まれています。 とはいえ、家電系の雑誌ではありません。 さっそくチェック!

まずは『Precious』9月号「2割小顔! 5歳若返る! 奇跡の3Dメーク」。
眉、目元、頬に立体感を与えることで、印象が若返り、存在感のある顔立ちへと変わるのだそうです。 驚きは眉の3Dメイクを解説するページ。
目と眉の部分に寄った写真が、1ページの大きさで使われ、眉毛の一本一本やその周りの産毛までくっきり。 これはわかりやすい。
また「3Dメークの絶大効果」では、2人のPrecious読者が3Dメイクを体験。 BeforeとAfterを比べると、確かにグッと若返ってる気がします。

一方、『Oggi』10月号の特集は「秋の美脚を約束! 本命買いは3Dパンツ」。
でもよく読むと、実は“立体的”とか“飛び出す”の意味ではなく、究極のパンツ選びにマストな、Daily、Detail、Dark colorの3つの“D”ですね。 具体的には、毎日使えて、脚を細く見せるディテールがあって、暗めの色味で視覚的に引き締めるパンツのこと。 最も旬な4タイプとして、

  1. 旬顔タックパンツ、
  2. 最強スキニーパンツ、
  3. 流行ミリタリーパンツ、
  4. 定番ストレートパンツが紹介されています。

さらに「今月号に登場した“3Dパンツ”全46本、360度プレイバック!」では、すべてのパンツの前・横・後ろ姿が紹介され、PCやケータイからサイトにとんだり、アプリをダウンロードすれば、画像をクルクル回してチェックできるんだとか。

驚きは『ハーパース・バザー』10月号「飛び出す! 秋冬最旬3Dモードストーリー」。 この特集、付属の3Dメガネを使って、実際に写真を立体的に楽しむことができます。 「カラフルアクセのモードな冒険!」では、ニューヨークの上空に、なんとバッグや靴が浮かんでいます!「幸せを運ぶ秘密の花園」では、花や昆虫などをモチーフにしたジュエリーが立体的に見えるのですが、これが見応えがあり。赤と黒のフィルム眼鏡とあなどることなかれ。童心にかえってしまいました。

今後は、電子書籍なども盛んになると、3Dで見せる企画が増えそうですね。