テニスの全米オープン11日目でいよいよ大詰めです
現在試合中なのは男子シングルス準々決勝など、ロシアのミハイル・ユージニーはスイスのスタニスラス・ワウリンカが対戦。 最終セットまでもつれ込んで、ミハイル・ユージニーが勝ちました。 四大大会全制覇という生涯グランドスラム達成を狙うラファエル・ナダルとフェルナンド・ベルダスコとのスペイン人同士の対戦はこのあとです。
レスリング日本女子は金メダル3つです
レスリングの世界選手権第4日はきのう、モスクワで女子3階級を行い、55キロ級で北京オリンピック金メダリストの吉田沙保里が昨年の59キロ級の覇者であるアゼルバイジャンのユリア・ラドケビッチを下して8連覇。 オリンピック2連覇と合わせると世界大会10回連続の世界一を達成です。 また、もう一人の北京オリンピック金メダリストの伊調馨は、3年ぶりに63キロ級で出場、6度目の優勝を果たしました。 また48キロ級では2年前に一度引退した29歳の坂本日登美が優勝しています。
セリーグ天王山の龍虎対決、5時間21分で2-2のドローです
プロ野球はセパ両リーグとも熾烈な首位争いを演じていますが、きのうのセリーグの首位攻防直接対決は阪神タイガースと中日ドラゴンズ戦。 阪神は敗色濃厚だった9回裏の2アウトから同点に追いつき、延長戦に突入。 しかし延長10回裏に阪神のブラゼルが審判に暴言を吐いて退場しました。 ここで交代する野手がいなくなり投手の西村が外野を守りました。 不慣れな野手のところに打球が飛ばないよう、頻繁にレフトとライトを守備交代。 藤川球児、福原が力投でしのぎ、0.5ゲーム差で首位をキープです。
世界柔道選手権が開幕です
きのうから国立代々木競技場で開幕した国際柔道連盟が主催する「世界柔道選手権2010東京大会」。 日本開催は2003年の大阪大会以来7年ぶり、東京開催は52年ぶりです。 今回の大会は男女とも、各階級2人(無差別級は4人)まで出場可能になり、111カ国と地域から史上最多の、およそ850人が参加しています。
初日は男子100kg超級・100kg級、女子78kg超級・78kg級という、重量級の2階級を行い、男子100キロ級の穴井隆将が決勝でオランダのヘンク・フロルに優勢勝ちして、初優勝を飾りました。 男子の優勝は2007年リオデジャネイロ大会以来2大会ぶりです。
また女子78キロ超級は決勝で世界ランク22位の杉本美香が世界ランク2位である中国の秦茜と対戦し一本勝ちに相当する反則勝ち。 全ての試合を一本勝ちという快挙で初出場初優勝。 緒方亜香里とこのクラスで北京五輪銀メダルの塚田真希はそれぞれ3位となりました。
近年はお家芸といわれた「柔道」が、グローバルな「JUDO」にルールが変わり、日本人選手は苦戦を強いられていました。 しかし「組んで投げる」というスタイルを優先させる今大会のルール変更は、追い風といえるかも知れません。 大会は13日の月曜日まで行われ、男女それぞれ8階級が争われます。 そして今大会の結果は、ロンドンのオリンピック出場に向け、重要な位置づけとされています。