いよいよ今週末は3連休。
そして来週の木曜日が秋分の日ということで、合間の平日をお休みにして、大型連休という方もいらっしゃるでしょう。
そんな祝祭日、海外では宗教的な祭日が主になっているようですが……今朝もあの2カ国をコネクトしてお送りします。
ムンバイ、ハリー・チェンさん
「あります。ヒンズー教のお祭りガネーシャ祭です」
インドネシア ジャカルタ、規矩田せいじさん
「あります。イスラム教の断食明け大祭」
ムンバイ、ハリー・チェンさん
9月22日までの11日間、毎年ムンバイでガネーシャ祭が行われる。
これには、各マンション住民などが共同で何万ものゾウの銅像を粘土で作り、それをみんなで町中踊りながらパレード、最後には海に納める。
ガネーシャ像を大事に大事に車の後部座席に乗せて、数十の家族と友人達が数十キロにわたり車と一緒にゆっくり歩き、海に向かう姿が印象的。
それぞれ文化宗教ごとに祝日がある。
ヒンズー教、仏教、キリスト教、イスラム教、ジャイン教、パーシー教、シーク教などがあり、その各宗教が祝うフェスティバルの行事があって、国のお休みになり、そのため祝日は他の国に比べて非常に多い。
最低でも政府が指定する19の祝日があるけれど、実はもっと休んでいる!
インドネシア ジャカルタ、規矩田せいじさん
ちょうどラマダン=断食の時期が終わって「断食明け大祭」。
国民大移動となり、みんなお土産を持って田舎に帰り、断食明けを祝うので、これが日本の年明けのようなもの。
政府が休暇奨励日として4連休とか5連休に指定する祭日があります。
インドネシアは民族や宗教の多様性は認められており、それは祝日にも現れています。 イスラムの祝日、キリスト教の祝日、ヒンズーの祝日、それに仏教の祝日が混在していて、お正月だけでも1月1日の正月、2月14日の中国正月、3月16日のヒンズー正月、12月7日のイスラム正月と合計4回ある。
ほかにもムハンマド降誕祭、聖金曜日、キリスト昇天祭、ブッダ生誕祭、ムハンマド昇天祭、犠牲祭、クリスマスなど、独立記念日以外は何らかの宗教にちなんだ休日になっています。