芸能レポーターの梨本勝さんが8月21日に亡くなられてほぼ1ヶ月。
おとといの22日にお別れの会がありました。「恐縮です」をキャッチ・フレーズにして、日本ならではのスタイルを貫き通した梨本さんですが海外には、こういった芸能レポーターという職業はあるのでしょうか。
今朝もあの2カ国をコネクトしてお送りします。
メキシコ メキシコシティー 府川祐子さん
「います。30年くらいの大御所までいます」
タイ、バンコク、山崎幸恵さん
「芸能ニュースは好きですが、芸能レポーターはいません」
メキシコ メキシコシティー 府川祐子さん
メキシコには、TELEVISAとTV AZTECAの2大テレビネットワークがあり、TELEVISAの一番のレポーターは、男性でJUAN JOSE ORIGEL。
そしてAZTECAの名物レポーターが大御所の女性でPATY CHAPOYです。
内外の芸能人、有名人の私生活、整形手術、公演など、話題に事欠きません。
メキシコ人も、噂話は大好き。
芸能人も普通にスーパーなどで買い物しているところをよく見ます。
先日9月15日の深夜にメキシコ独立200年記念日の行事が盛りだくさんだったので、「そのとき、有名人がどこに出席していたか」という事がここ数日の話題のようです。
タイ、バンコク、山崎幸恵さん
「今日のスター」的な10〜30分の番組がいくつもありますが、芸能レポーターはいない。 各TV、ラジオでは番組毎に取材記者がいます。
芸能ゴシップ専門誌も多数あり、各誌、社員・委託フリーランスを問わず専属取材記者を抱えています。それぞれが記者会見に行き、レポートするというスタイルなので、報道は横並びで同じ内容のことが多いようです。
すっぱ抜きの特ダネが出てこないわけではありません。
タイでもパパラッチという存在があって、芸能人を張り込んで、熱愛写真などを撮り、メディアに売り込んでいます。
しかしながら、単発勝負といった感じ。
梨元さんのように、芸能人と個人的に長く付き合った上でネタを引き出していくスタイルの芸能記者はいないようです。