- 生物多様性の保全をテーマにした、初の国連首脳級会合が22日、国連本部で開催されました。この冒頭、日本の前原外務大臣は「今後10年間を 生態系の保全のために集中的な行動が必要な期間」とすることを 呼びかけました。日本は、来月名古屋で開催されるCOP10。 国連地球生きもの会議の議長国で、この会議で世界の目標を定める「名古屋ターゲット」の採択を目指しています。
- フランス、パリ市は、12区にあるルイイー公園に無料で「冷えた炭酸水」が飲める 水飲み場を設置しました。 提供元は、公営水道会社のオー・ド・パリ。 通常の水道水に炭酸を混ぜ、冷やして蛇口から出しています。 炭酸水だけでなく、通常の水も 常温と冷えたもの2種類を用意。 パリ市は、「水道水の安全性を理解してもらうと同時に、環境への意識を高めたい。 また、水道水なら容器も必要ないし、石油を使うこともない。とてもエコロジカルだ」とアピール。
- 明日9月25日は国際海岸クリーンアップデイです。
これは、1986年にアメリカの自然保護団体“オーシャン・コンサーバンシー”が始めたもので、昨年は108カ国で50万人近いボランティアが、1,000万個以上、340万キロものゴミを拾いました。 この中に、電化製品、電池、オムツ、注射器など人体と動物に悪影響を与えるものは20万個以上もあり、336羽の鳥がゴミに絡まっていた、ということ。 国連の専門家いわく、“海の汚れは地球の病に等しい。 そしてこの病は、私たちが意識や行動を変えることで劇的に改善される”とのこと。
日本でも、明日9月25日を中心に、この1ヶ月ほどの間に全国各地の水辺で「クリーンアップ活動」が行われますよ。
一般社団法人「JEAN」のウェブサイトに一覧がアップされていますのでお近くの会場で、クリーンアップ。 あなたもぜひ。
» JEAN 2010年秋のクリーンアップ会場一覧(PDF)