2010/10/15

クルム伊達公子、圧勝でベスト8進出

大阪市靱テニスセンターで行われているテニスのHPジャパン女子オープンでクルム伊達公子選手は14歳年下の中村藍子選手に52分間でストレート勝ちです。中村選手は一時、世界ランキングで47位、という実績はあるものの、左ひざ故障で1年以上のブランクから復帰2戦目。次の準々決勝では世界ランキング8位で今年の全仏オープン準優勝、ストーサーと対戦です。高い壁となるトップクラス相手に「リスクを冒して攻めるしかない」とコメント。

大学生と高校生のプロ野球志望届、きのう締め切り。

届け出たのは大学生は昨年比11人減の93人、高校生は同18人減の95人。今月28日のドラフト会議で指名対象となります。大学日本代表のエースを4年間務めた斎藤佑樹とストッパー大石達也の早稲田コンビ。学生最速の157キロを記録した中央大学の沢村拓一などなどピッチャーの逸材が揃っていて、重複指名の可能性が高そうです。また高校生では、今夏の甲子園準優勝の東海大相模の一二三はプロ志望ですが、春夏連覇を果たした興南の島袋洋奨は進学希望のため、届けを出しませんでした。

ロシアでF1開催へ

プーチン首相は2014年からF1ロシアGPを開催する契約を締結した、と正式発表しました。ロシア国産スポーツカーメーカーのマルシャは既にヴァージン・レーシングのスポンサーです。先月その開発者であり元レーシング・ドライバーのニコライ・フォメンコ氏が、2012年にF1参戦予定と発表しています。国営企業のロステクノロジー、携帯電話会社のメガフォン、石油企業ルークオイルなどのロシア最大手企業が、2億ドルといわれるサーキット建設に投資するとされています。

ナイキが使用料を払って、ネーミングライツ使わず

JR渋谷駅のすぐ近くにある宮下公園の命名権を持つナイキジャパンはきのう、当初、「宮下NIKEパーク」とする名称変更をやめて、「渋谷区立宮下公園」という名前を今後も継続して使うと発表しました。宮下公園は、昨年8月に渋谷区が年間1700万円の10年契約で、命名権をナイキジャパンに売るという契約を結びました。契約では稼働していたフットサル場を改修し、スケートボード場とロッククライミング施設を新設。同時にバリアフリー化のリニューアルをする計画で、ナイキ側が約4億円の改修費用を負担。有料となる施設の使用料は、すべて区の収入になるということです。

当初は昨年9月に改修工事をスタートし、今年5月オープン予定でした。しかし公園内で暮らす路上生活者への区側の対応が遅れたうえ、反対派がテントを設置するなどして占拠を続けていたため、先月これらを行政代執行で強制撤去しました。これにより月曜日から本格工事にはいり、およそ1年おくれの、来年4月下旬オープン予定です。

ナイキ側は「命名権取得は地域貢献の一環で、企業名を出すことにこだわりはなかった。多くの人に公園を利用してもらうために新名称は使わないことにした」と説明しています。公共施設の命名権ビジネスは広がっていますが、多額の使用料で取得した命名権を行使しないのは異例の事です。