東京国際映画祭、開催中です。
シネマコンプレックスが導入されて、日本でも映画館での飲食のラインアップが充実してきました。
あの国ではどうなのでしょうか? 今朝も2カ国をコネクトしてお送りします。
フランス、パリ。 ドゥヴィアンヌ・園子さん
「そうですね。定番はやはりポップコーンやアイスクリームです。」
ブラジル、サンパウロ。 吉川真由美さん
「やはり、主にポップコーンです。」
フランス、パリ。 ドゥヴィアンヌ・園子さん
パリの映画館では以前、野球スタジアムのように客席に売り子がやってきて販売するのがパリのシネマの風物になっていました。
一般的にホールでポップコーンやアイスクリーム、飲み物などを売店で買います。
映画をみながら何かを食べるというのは、あまりフランス人はしないので、アイスクリームなど音のしない物を好みます。
劇場に入る前に外で飲んだり食べたりしている若者も多いです。
柔らかい「ボンボン」といわれる色とりどりのやわらかいゼリー状の菓子の量り売りも定番で、子供たちや女の子に人気あります。
ブラジル、サンパウロ。 吉川真由美さん
おそらくアメリカの影響で、ポップコーンをバケツのように大きな入れ物に入れて食べる人がいます。
ソフトドリンクも、セットでコーラを買うことになっていて、これも500ml、750mlと、だんだんサイズが大きくなっています。
うちから持っていく飲み物や食べ物は持ち込み禁止になっていますが、映画館の売店で買ったフードだけは許可されています。
お行儀という点では、よく考えてみれば、行儀が悪いことになるかもしれませんが、もともとブラジルでは、歩きながら食べることに関してでも、日本ほど気にしないところなので、それが普通です。