2010/11/19

有終の美は胴上げ投手で飾った斎藤佑樹投手!

きのう神宮球場で行われた明治神宮大会の決勝。早稲田大学は広島が指名した福井優也、西武が指名した大石達也の両投手からの豪華リレーで、最終回登板は、北海道日本ハムファイターズが指名した斎藤佑樹投手というドラフト1位の豪華リレーでした。斎藤投手は変化球で2者連続三振を奪い、145キロの直球でサードゴロに打ち取り三者凡退。東海大学を相手に2-1で優勝投手となりました。

来年からプロ野球オールスターが見直し!?

プロ野球のオーナー会議がきのう都内で開かれ、税制優遇が再来年3月で終了し、積み立て不足などが問題となっている、現行の選手年金制度を解散する方向で一致しました。また日本野球機構から4年連続赤字決算の財務体質の改善を目的として、来年のオールスター戦を1試合増やして、3試合とすることや、日本シリーズをナイターからデーゲームに戻すことなどが話し合われました。

福原愛、ホームの広州アジア競技大会で大車輪の活躍!

現在中国スーパーリーグの広東省チームに所属し、広州市内に生活拠点を置いている福原愛選手。きのう午前11時前から約11時間で6試合に出場。女子シングルスは、世界ランクが3つ格上のワン・ユエグ選手に4-2で勝利、準決勝進出を決め、銅メダル以上を確定、石川佳純選手と組んだ女子ダブルスでも韓国ペアを破り準決勝進出。岸川聖也選手との混合ダブルスの準決勝では敗れたものの、銅メダルを獲得。44年ぶりとなる1大会3個のメダルを確定しました。

日本人フィギュアスケート選手が今シーズン最初の山場を迎えます

ISUが主催する国際大会として、世界フィギュアスケート選手権、オリンピックに並ぶ、「グランプリシリーズ」。世界フィギュアスケート選手権やオリンピックは国際スケート連盟が出場枠を国や地域に対し与えるのに対し、ペアや個人に与えるのが特徴です。

12月に中国・北京で開催される決勝大会「グランプリファイナル」は、日本、カナダ、中国、アメリカ、ロシア、フランスの世界6ヶ国を転戦する「グランプリシリーズ」で獲得ポイントの上位6位でなくてはいけません。1人最大2大会まで出場できますが、取りこぼしは致命的となります。

注目される日本選手ですが、16歳になったばかりでシニア・デビュー、スケート・アメリカで優勝した村上佳菜子選手。ファイナル出場を決め、おとといアメリカから帰国し、記者会見で「結構、ルンルンです」と喜びを表現しました。浅田真央選手の再来との呼び声も高い注目選手です。

そして次のグランプリシリーズ第5戦、ロシア杯は今日モスクワで開幕。男女のショートプログラムなどが行われ、次なる戦いの火ぶたが切られます。昨日は公式練習が行われ、第3戦の中国杯で優勝した女子の安藤美姫選手は次々とジャンプを決めました。ロシア入り直前の練習で痛めた腰の状態は心配なさそうとのことです。また中国杯2位の鈴木明子選手もまた、調整に余念がありません。

バンクーバー・オリンピックで無念の銀メダルだった浅田真央選手はNHK杯ではジャンプが決まらず8位。来週末に行われる最終第6戦のフランス大会に出場予定で、巻き返しをはかります。