2010/11/26 アメリカ シカゴ

アメリカ、イリノイ州のシカゴ。 ニューヨークよりも歴史ある超高層ビル群を背景に、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。おなかがいっぱいになるご飯にしよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。

 

今朝は近代建築の宝庫と呼ばれるアメリカのシカゴです

ユニークなデザインのビルだけでなく、世界最古の鉄筋高層ビルなどもある街ですが、もともとは穀倉地帯として、農業そして畜産業で盛んな、のんびりとした街でした。 1871年、当時のシカゴの街の3分の2が焼けるという大火事をきっかけにして、復興のため優秀な建築家が集まり、ビルに限らず近代的な建物が競って建築されることになりました。

日本にもその影響は及びました

旧帝国ホテルをはじめとする、有名建造物を手がけたことで知られている建築家フランク・ロイド・ライトも、その一人でした。自身の設計事務所を構えていたシカゴ郊外のオークパークには、今もなお 築100年以上とは思えない、斬新かつ自然に溶け込んだ、ロイドが設計した個人の邸宅がいくつも残っています。 それらを見て回るツアーがあるくらいの人気ぶりなのです。

さぁ、お腹が空いたあとはしっかりと食べましょう

シカゴ名物の食べ物はいろいろありますが、何といってもしっかりとお腹にたまるのは、ピザでしょう。
「ディープ・ディッシュ・ピザ」と呼ばれる分厚いピザは、本場のイタリアのそれとは全く違う作り方で、深いタルトの型のような器を使うのが特徴です。 薄い生地をパイのようにのばして敷いた上に、たくさんの具とチーズ、そしてその上から、これまたトマトソースを大量にかけて、じっくりとオーブンで焼きあげます。 別名「スタッフド・ピザ」。文字通り「具の詰まったピザ」で、歩き回ってペコペコになったおなかを、豪快に満たしましょうか。