2010/12/3

今年の男子ゴルフ賞金王争い、今週末に決定です!

男子ゴルフの最終戦、日本シリーズJT杯はきのう、東京よみうりCCで初日ラウンドがあり、現在賞金ランキング3位の池田勇太が7バーディー、ノーボギーの63でラウンド。単独首位です。賞金ランク首位の金庚泰は1イーグル、2バーディーで4アンダー5位。この二人と同じ組だった石川遼は6オーバー、単独最下位の28位です。去年の賞金王の石川、現在トップの金庚泰、優勝すると逆転首位の可能性が残る池田。週末の攻防は見逃せません。

メジャーへの移籍システムに異議あり!

労働組合日本プロ野球選手会はきのう、大阪市内で定期大会を開きました。楽天・岩隈久志投手がメジャー・リーグ移籍を目指しているものの、現状のポスティングシステムで、交渉が難航していることについて協議されました。交渉権を入札金額の最も高い球団だけに与える現行制度について、阪神タイガースの新井選手は「危惧していたことが現実になった」とコメント。改正に向けて今後も話し合いを続けていくことになります。

NBAの世界戦略、中国に続くターゲットは……

NBAはきのうインドでの放映権を地元タージ・テレビジョンとソニーが大株主のテレビ局の2社で複数年の契約を交わしました。「ESPNスター」との契約終了に伴うものですが、これを機にテレビ放送枠を拡大。成長マーケットのインドでのバスケットボール人気普及に拍車がかりそうです。8月にはオーランド・マジックのドワイト・ハワード選手などを親善大使として派遣していました。

福岡国際マラソンで世界に羽ばたくランナーが出るのでしょうか?

第64回福岡国際マラソンはあさっての日曜日に福岡市の平和台陸上競技場からスタートし、ゴールするコースで行われます。出場資格は基本的に2時間27分以内で走ることができるエリート・ランナーのみ。従来よりも若干制限時間が緩和されたBグループも近年参加できるようになりましたが、それでも2時間42分ですから、最もハイレベルの市民マラソンであることは変わりません。

今大会の注目は箱根駅伝で『山の神』として活躍した今井正人選手が招待選手でなく一般選手としてエントリー、意気込みが買われます。また2月の別府大分毎日で、マラソン初挑戦ながら日本勢最高の4位と健闘した井川重史選手は、招待選手で唯一人の20代。若手のホープです。そして清水智也選手は双子の兄将也選手もマラソンランナーで、去年兄弟対決で敗れ、世界選手権の出場資格を譲ったリベンジを、この大会でめざします。2時間9分30秒を切り日本勢最上位で、来年韓国で開催の世界選手権代表に内定します。

北京五輪で銀メダルを獲得し、昨年のロンドンで2時間5分27秒をマークしたモロッコのジャウアド・ガリブなど外国勢が実力上位。しかし広州アジア大会でマラソン2度目の北岡幸浩が銀メダルを獲得したということもあり、日本勢がどこまでついて行けるかがポイントです。