2010/12/17

25メートルプールで久々の世界新記録

競泳の世界短水路選手権はきのう、アラブ首長国連邦のドバイで行われ、男子400メートル個人メドレーで、アメリカのライアン・ロクテが3分55秒50の世界新記録で優勝しました。一時期物議を醸した高速水着の着用禁止後、世界記録が個人種目で更新されたのは初めてです。男子100メートル背泳ぎの入江陵介は50秒55の5位でした。

熱い「火の玉投手」ボブ・フェラーさん死去

メジャーリーグのインディアンスで1930年代から50年代にかけ、「Rapid Robert」というニックネームで266勝をあげたボブ・フェラー投手が、きのうクリーブランドで亡くなりました。第2次世界大戦による兵役で、ほぼ4シーズンのブランクがあったにもかかわらず、時速100マイル超級の豪速球と、変化球の緩急をつけたピッチングで三振を取るスタイル。現役当時には「火の玉投手」として日本でも知られました。

寒い「2度目の年俸1億円ダウン」巨人の谷佳知選手

40%という減額制限を超える大幅ダウンだった契約更改交渉を終えて、「チームも日本一を逃して、自分の成績も良くなかったですから。もう一回体を作って、来年に臨みたい」というコメントでした。出場わずか84試合。打率2割3分9厘、ホームラン2本、10打点は、自己ワーストの成績に近く、結果がすべての世界では交渉の余地はなかったようです。オリックス在籍時にも乗り越えた不振から立ち直って、あと182本にせまった通算2,000安打、そしてそれ以上の活躍を期待したいものです。

今週末はアメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝「甲子園ボウル」

東西の大学チャンピオンが激突し、来年早々の社会人チャンピオンと対戦する「ライスボウル」の出場権を争います。東日本代表の早稲田大学は8年ぶり2回目の出場。西日本代表の立命館大学は2年ぶり8回目の出場です。

早稲田2年のランニングバック末吉智一選手は関東Bリーグ戦全試合でランを100ヤード以上記録し、合計1,000ヤード・ラッシュという金字塔を打ち立てました。高い走力を持っています。立命館の米倉ヘッドコーチは、「ディフェンスラインを抜けられたら、一気に持っていかれるので、末吉選手を止めることが勝利の最低条件で20点以上取らないと、勝てないのではないか」と警戒しています。立命館が西日本代表となったのは月曜日で、甲子園ボウルまで練習できるのは5日だけ。選手には疲れもあり、20点は覚悟するゲームプランをたてている模様です。

とはいえ、立命館のランニングバック高野橋慶大選手は浦和学院高校から立命館大学のアメフトにあこがれて関西へ進学してきた逸材です。2年連続で関西学生リーグのリーディング・ラッシャーに成長し「わざわざ関西の大学に来たのだから、関東に負けるわけにはいかない」とライバル意識をむき出しにしています。

これまでフィールドは甲子園球場の外野芝生部分で試合が行われていましたが、今年は客席を増やし、試合を見やすくするために、ホームベースからセンター方向につくる事になりました。このため21年ぶりに、ピッチャー・マウンドを一旦平らにならして試合を行うことになっています。