2011/1/21 韓国 ソウル

韓国の首都ソウル、最大の繁華街の明洞で地下鉄の出口から出て、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。持って食べられる朝ごはんにしよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。

 

今朝は韓国のソウルです

「吐く息は真っ白」という凍てつく日々が続くソウルの冬。
その中心街、明洞にはデパートや免税店、ファッションビルのほか、エステサロンやマッサージ店など、多くの種類のお店が集中しています。他の繁華街と違うところは、高級ブランドの路面店から、値段交渉ができる露天商まで、その品揃えと値段のバラエティ豊かなところ。
掘り出し物を求めて、世界中からの観光客が一度は訪れるそんな中心街です。

まさに眠らない街

レストランやカフェ、そしてカラオケ屋などのお店も多く、若者が集う街でもあるため、24時間営業の飲食チェーンやコンビニもいたるところにあります。 そして早朝から営業している韓国料理のお店もたくさんあります。 韓国の一般的な家庭での朝食は、ごはんとスープと、「ミッパンチャン」と呼ばれる、野菜を中心とした保存食です。
しかし忙しいソウルの人々は出勤途中に外食する事も多く、通勤・通学途中のお店や屋台などで、韓国の、のり巻き「キムパッ」をほおばります。

韓国のファーストフードです

もともとは真冬の行事で食べる特別なご飯でしたが、今ではお弁当、そしてファーストフードにもなる「キムパッ」。 「キムが海苔」で「パッがごはん」という意味です。
その具は日本の「のり巻き」とはずいぶん違います。 ハム、卵焼き、ニンジン、ほうれん草、ごぼう、練り物のおでんの具、そしてたくあんが入っているのがスタンダードですが、ヘルシーなサラダ巻、プルコギのような肉がメインのものや、ツナマヨネーズなどバリエーションは豊富です。さて、どれにしましょうか。

とても寒い街角の屋台だけに、天井からお店を囲うように透明なビニールの寒さよけがかかっています。