大相撲の八百長問題の特別調査委員会は、力士への調査を開始しました。疑惑の渦中にある14人は、明日までに特別調査委員会の弁護士が面談し、日曜日に開かれる臨時理事会で結果が報告されます。また力士だけでなく、行司や呼び出しにもアンケート用紙を配布するとか。昨年の賭博問題では十両力士がウソの申告を行い、出場停止処分を受けました。今回は根幹を揺るがす問題だけに、どこまで正直な答えが出るのでしょうか。
カザフスタンで行われている冬季アジア大会はきのう、スキー距離の男子10キロクラシカルで吉田圭伸が優勝。前日の15キロフリーに続いて2冠めとなりました。本人はTwitterで「きた〜まさかの二連勝!!」とのつぶやき。そして女子の5キロクラシカルでは石田正子が優勝です。
ユニバーシアード冬季大会はトルコのエルズルムで行われています。フィギュアスケート男子ではショートプログラムを首位で通過した織田信成が、フリーでも最高点をマークし、2位に20点近い大差で優勝。とはいえ標高およそ2,000mの高地の試合。ジャンプのミスこそなかったものの「終盤には息切れした」と本人は納得がいかない様子です。
米国最大の国民的なスポーツイベントとしておなじみのスーパーボウル。そのハーフタイムショーの間に、裏番組の企画モノとして始まったのが、セクシーなコスチュームの女性が、真剣勝負のフットボールの試合をするランジェリーボウルというスポーツです。どれくらい真剣勝負かというと7人対7人でのフルコンタクト、つまりNFLのフットボールの試合と同じ激突やタックルが見られるというもの。それなので名前通りの「下着姿」というワケではなく、肩やひざにはプロテクター、そしてヘルメットを着用して競技をしています。
2004年2月の第38回スーパーボウル当日に初めて開催されましたが、キワモノという一般的な見方をくつがえし、DVDが発売されてブームに火がつきはじめ、ついには去年秋からの今シーズンは東西全10チームのリーグ戦となって、ペイパービューのテレビ中継までされるほどの人気になりました。来年には参加チーム数が増える見込みだとか。
ウエスタンカンファレンスの勝者ロサンゼルス・テンプテーションとイースタンカンファレンスの勝者フィラデルフィア・パッションによる今年の決勝戦はラスベガスにあるトーマス&マック・センターで開催。ここはネバダ州立大学のバスケットチームの本拠地として使用され、2007年にはNBAオールスターゲームと男子アメリカ選手権が行なわれたという由緒正しいアリーナで、格闘技のメッカとしても有名です。
しかもスーパーボウルの前日の日曜日に行われる出世ぶり。もはや虎の威を借りる必要がなくなりました。アメリカ生まれのビーチ・バレーも当初は話題先行でしたが今ではれっきとしたスポーツです。ひょっとしたらランジェリーボウルが日本に上陸する日も…。