開催は、明日、2月26日。フロの日。
ライヴ・ぺインティングを行うのは、銭湯絵師の中島盛夫さん。
現役のペンキ絵師は、今ふたりだけしか残っていない、ということで、そのライヴ・ペインティングが見られるのは貴重な機会です。
また、古代ローマ風料理がふるまわれるとのこと。
「ヴェスビオス火山 壁画ライヴ・ペインティング」は吉祥寺の弁天湯で明日(2011年2月26日土曜日)の開催です。 スタートは午後3時から。入場料は2,000円です。
» 風呂ロック | 弁天湯について(参考リンク)
そして、もうひとつ。
アメリカ、ロサンゼルスであさって日曜日に開催される、第83回アカデミー賞。
最多の12部門でノミネートされているのが、映画『英国王のスピーチ』です。
イギリスの今の女王、エリザベス女王のお父さまにあたる、英国王ジョージ6世の実話をもとにした映画です。
時代は、第二次世界大戦が始まる直前。
当時の国王が他界。そのあとをついだのは、エドワード8世なんですが、恋のため、王位を捨てるんですね。
そして弟のジョージに、国王の座がめぐってきます。
しかし、ジョージは、国王になることを望んでいませんでした。
なぜなら、彼は、吃音に苦しんでいたんです。
人前でうまく話すことができない病気、だったんですね。
時代は、ラジオがパワーを持ち始めたころ。
国王のスピーチ、ラジオ演説は、非常に重要だったのです。
さて、どうするのか??
ジョージ6世の妻が、身分を隠して、街のスピーチ矯正の専門家をたずねます。
そして、ジョージは、そのセラピストのところに通うこととなる、こんな風に始まるストーリーなんですが……
主演のコリン・ファース。 主演男優賞は最有力と見られていますよね。
役作りにあたり、当時のラジオ放送のジョージ6世の肉声を何度も聞いて研究したそうです。
型破りの言語セラピストを演じているのは、名優、ジェフリー・ラッシュ。
このふたりに芽生える友情。 これがいい!
国王のことを、「対等じゃなきゃ治療はできない」と言って、愛称で呼ぶんですね。
そして、国王を支える妻の役は、ヘレナ・ボナム・カーター。
いい物語ですよ。 演技も素晴らしい! ぜひ劇場の大きなスクリーンで味わってください。
映画『英国王のスピーチ』は
あすから、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショーです。
» 映画『英国王のスピーチ』