個人事業者の方、そして給与所得者でも医療費控除の還付金がある方。 確定申告はもうお済ませですか?
さて日本から海外に行って感じるのは、消費税の高さではないでしょうか。
あの国は何パーセント?
今朝も2カ国をコネクトしてお送りします。
スウェーデン ストックホルム。矢作智恵子さん
「最高25%ですが品目にもよります」
カナダ バンクーバー。窪田誠さん
「最高12%ですが品目にもよります」
スウェーデン ストックホルム。矢作智恵子さん
スウェーデンの消費税は3段階に分れています。
通常は25%
スーパーなどで買う食料品は12%
書籍類、新聞代、切手代、タクシー、電車代などの交通費、映画料金、美術館などの入場料は6%
これら消費税は、すべて内税になっています。
この税金は国税となっており、国の財源となっています。
税金システムの例外となっているのは、病院の医療費、歯科治療費、教育費(これは小学校から大学まで授業料は無料)、保険料など。
また、レストランで食事をする場合は、25%の消費税、テイクアウトの場合は12%の消費税と、多少お安くなります。 ただ、レストラン業界が現在、集客数アップのため消費税を12%にするよう積極的に政府に働きかけているようです。
カナダ バンクーバー。窪田誠さん
消費税は2010年7月1日からHST(Harmonized Sales Tax)という税制が導入されて12%の税率が基本となりました。
基本的に生鮮食料品は無税、菓子パンやクッキーなどは6個買うと無税でそれ以下だと12%かかります。
子供服は以前の税率の5%が適用され、車のチャイルドシートも5%。
医療関係は無税が多く、処方箋を書いてもらう薬は無税ですが、一般のドラッグストアなどで売っている薬は12%です。
また、以前5%の税率だった自転車が、現在は12%になり、エコにかなり力を入れているバンクーバーでは反対された方が多くいました。
バンクーバーがあるBC州の税制は非常に複雑で、かつ変更が多く、2010年7月1日以前はGST(物品サービス税5%)とPST(州税7%)の2種類がありました。
10年以上前のGSTは7%で、その後6%、5%と下がってきたものの、今回はHSTの12%で統一です。